ソール・ライターのすべて
写真集のページをめくると雨の情景が目にとまる。
ソール・ライターが街で写真を撮りながら小さな人たちとの交流があったことを知った。
なんだかいいな~。
撮った後の風景や物語を思い浮かべながら、カメラが見つめている風景を一緒に見ているそんな感覚で。
自分の感性を外からみているような写真になっていたら。
とりとめないく、ささやかな光を写すカメラの優しさにときめく。
Saul Leiterの写真には彼の気配がなんとなく感じられる。
写真そのものには写っていない部分を思わず想像しながら拝見させていただいた。
背景や時の流れなど目には見えないはずのものが感じられるような気がして、思わずみつめてしまう、魅せてくれる、そんな写真もある。
私が見えていないものを魅せてくれるカメラが好きだ。
だから、1つのカメラとじっくり向き合う。
コノ カメラデ ドンナ シャシンヲ ツクレルカ ミテミタイ♪