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「疲労」は、とても身近にある言葉で だれしもが経験したことがあるのではないでしょうか
その一方で
「疲労とは何か」「どうして疲れるのか」
などについては はっきりとわかっていない点が多くまだまだ研究が必要とされています
しかし、その中でも
水素の抗疲労効果
に大きな期待が集まっています
■疲労の原因
以前は、「疲労」は「乳酸」が原因
と言われてきましたが現在はそうではない
という説が主流になっています
現在は
疲労を起こすのは活性酸素による
酸化ストレスで細胞が破壊されるから
と考えられています
大阪市立大学大学院 医療研究科 疲労医学講座のHPには下記のように掲載されています。
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(前略)
通常、活性酸素は生体が本来持っている
活性酸素消去システムによって
速やかに処理されるが
オーバーワーク状態などで
活性酸素が大量に発生する状況下では
十分に処理しきれないことがある
こうした過剰な活性酸素によって
細胞機能低下や組織損傷が生じる結果
疲労感や身体的パフォーマンス低下などの
疲労の症状が発生すると考えられている
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大阪市立大学大学院医学研究科疲労医学講座
最新トピックス「疲労のメカニズム解明:疲労の原因は活性酸素だった」 から引用
http://www.med.osaka-cu.ac.jp/fatigue/
■疲労の影響
疲労によって
日常生活や心身の機能には
具体的にどんな影響が出るでしょうか
身体がだるい、眠い、頭が重い
などの辛い感覚はもちろんのこと
非常に様々な影響が考えられます
<疲労による影響(例)>
・集中力 ・認知力 ・記憶力
・判断力 ・感情、気力の安定
・自立神経機能・反射 ・視野 ・聴力
・皮膚感覚 ・平衡感覚・運動機能
これらさまざまな機能が
疲労によって低下しうるといえます
機能が低下しても回復する範囲であれば
「疲労」で終わりますが
元に戻れないような状態になってくると
「老化」や「病気」に繋がっていきます
その観点から
疲労は老化・病気の入り口ともいえ
早い段階から十分にケアすることが大切です
■疲労をケアする「抗疲労物質」
前述の大阪市立大学のHPでは
抗疲労物質の候補として
「抗酸化物質」が注目されているとあります
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疲労の発生に活性酸素が関わっていることが
明らかにされるなか
抗疲労物質の候補として注目されているのが
抗酸化物質である
抗酸化物質は
自身の持つ強い還元力により
活性酸素を消去する
したがって
生体内の抗酸化物質の濃度を高く維持し
過剰に発生する活性酸素を消去すれば
疲労の発生を抑制できると考えられる