先日は第二回目のM(マイツール)塾でした。

佐藤Mヒデ先生の教えを忘れないように幹部への報告も兼ねて、書き記したいと思います。

 

 

丸1日かけて、会計を整える指針をご教授いただきました。

 

が・・・実践となると色々ハードルはあります。

 

ひとつずつクリアして、1年かけて、Mヒデ式をモノにします。

 

今期のスローガン「環境整備」にも通ずると確信。

 

 

 

Mヒデ会計 発生主義 まとめ

 

①売上・仕入の計上基準を明確に。

 

・・・和光は、売上は発生主義。仕入も発生主義。

 



②売掛金・買掛金を毎月一括計上。
 

相手先元帳を作成、違算照合システムを確立運用。

 

・・・和光では、まず元帳や、違算照合システムが確立できているとはいえないので、まずはここから手を入れる。

 

 


Mヒデさんが勤めていた松下では、
 

請求書が届く前に、すでに、仮勘定で仕入れ内容を計上。

 

仕入先より請求書が届くと、内容を計上したものと精査し、数字があわない場合、

 

仕入先に違算照合明細として送付し、お互いを合わせていた。

しかも15日締めで、月末払いという短い支払いサイト。

 

 

 

③次に、ざくっと前月比較が出るように、在庫の振り戻しと計上処理を毎月やっていく。

 

・・・和光での実施事項として、ハンガーやゾール、包装材、タック、安全ピンなど、在庫品の棚卸改善を検討する。

 

在庫の1か月利用数をざくっと確定させる=今月分のVを今月分のPQと紐づけるため。
 

これを実行しようとすれば、自然と5Sが進む。
 

MGでも、マトリクス会計表のなかで、在庫の振り戻しをおこなっている。(=翌期の在庫の次繰り分。)
 

VがPQと紐づくのもこのおかげ。




④単品別のあるべき「V」をざくっと把握する。

 

・・・和光ではすでにVの定義は確立。ただし、単品別把握となると、できていない。

ワイシャツとそれ以外(ドライ品)に、分けて定義しなおすか。要検討。
 

 

 

⑤単品別の「Q」に掛けて、「VQ」を計算し、ざくっとA/B差を出してみる。これを毎月繰り返す。

 

・・・協力会社からの仕入れに対応する請求書に間違いがないか。お互いに合わせる。

 

 

 

⑥月次決算の目的は、「スピード感ある経営の意思決定」にある。

 

毎月末締めから10日以内に月次決算会議(検討会)を幹部と実行できるようになること。

 

・・・和光では、現状、〆てから1か月近くかかるので、どこにネックがあるのか現在地を明確にするところから始める。

 



違算をチェックする仕組みの構築。

 

それは仕入れの定義と、正確な在庫管理からはじまるものだと理解しています。

 

当月にいくつ入れて、いくつ使ったのか。

 

当月Vのカウントはどこから発生させるのか。

 

納品されたタイミングか。

箱を空けたタイミングか。

 

月末の棚卸のタイミングか。

 


 

より経営の見える化が進むことにワクワクできるのは、今は私一人です。

これが、幹部全員実践を通じて、その効能を感じ、ワクワクできるようになるまであきらめずに進めていきます。