2026年7月28日夕方。
熊本県宇城市と氷川町で、最大震度7の大地震が発生。
大変な被害をもたらし、多くの方が犠牲になったことは周知のとおり。

*8/6八代市にて撮影
長文にはなってしまいますが・・・
日本商店会として、どのように活動したか、記録として残しておきます。
私も、10年前の熊本地震当時、会頭だった増田さんのブログに大きな影響をいただいて今回があったので。
いつかこの書き残したものが少しでもなんらかのお役に立てばとおもい。
震災の日は、日本商店会主催(非公式ながら部活動的に)のマイツール勉強会を行っていました。
翌日から2日間はWAKO川崎MG。
どちらも主催者ということもあり自分が現地に行かず自社を優先し、正直、焦りもありましたが、まずは情報収集することに。
続々と入ってくる仲間や、ニュースなどの情報。
日本商店会の会員では、大嶌さんが宇城市で被災。
後から大嶌さんから直接聞いた話ですが、ご自宅は水がでていなくて(8月9日現在も)、電気も通らない中、本社は井戸水が1時間茶色い水を出し続けたものの、その後、きれいな水がでて、本社では色々と活動できることが判明。
しかも130名いる社員さんのうち、20名しか出社できない状況に。
そんな中でも、地域の人たちのために、ご自身の会社の仕事場を全面的に支援活動に開放されていました。
熊本を中心に日本全国の野菜、果物、畜産物の流通業をされて地域に根差して活動されていたからこその心意気と底力。
ご自身が被災されているなか、本社で毎日、炊き出し(おにぎりとおかず付き)し、支援品を受け入れをはじめます。(8/12現在は物資支援のみ)
それを、インスタにアップして、関係者に情報を共有。

*上記写真は、大嶌屋さんHPより
*大嶌さんのインスタをぜひフォローして応援おねがいします!
地域の物流関係の方々とのネットワークもあって、集めた支援物資を仕分けし、19名もの物流事業者の方々が、ご自身のお客様や地域の方々の情報を集め、不足している物資をピンポイントに送り出します。
毎日寝る間を惜しんで、インスタで必要物資の問い合わせ対応をされていると聞きました。
実際、上記のような詳しい話は、現地に行ってお会いしてから初めて知りました。
震災当時、私達にできることは、、、と考えたとき、まずは物資支援だとおもいました。
電気は復旧のめどはたったが、水道は広域にわたって復旧しないエリアがあるということ。
10年前の熊本震災の際に、日本商店会が、山口県周南市にある中特グループさん(橋本社長)の協力を得て、物資をそこに集めさせてもらって、トラックで現地に出荷することをされていたこともあり、当時の事務局加藤さんが、問合せをしてくれて、同じ流れで物資を送る流れをつくることができました。
ただ、そうすると時間が多少かかる(翌週の8/6木曜日納品)ということもあり、物資供給(特に水)の初期スピードをあげるためにも、7/31に加藤さんに連絡をしてもらって、8/1(土)に物資を届けるべく山口宇部空港にハイエース2台レンタカーを確保。
8/1に宇部空港近くのスーパーやホームセンターをまわって物資を集めることに。
九州ではすでに各スーパーなどで水のケース購入は1つまでという制限が発生していて、集められないという情報をキャッチできていたので、このような流れになりました。
ホームセンターDCM宇部店の店長さんが、水2L×6本を140ケース、10m×10mの大きな分厚いブルーシートを10枚確保、しかも車への積み込みまで手伝ってくれたこともあり、熊本への出発時間が大幅に短縮できました。

吉村店長!在庫確保から、台車積み込み、車積み込み、塩タブレットまで差し入れくださり、誠にありがとうございました。
その後、車で5分圏内のフジグランさん、マックスバリューさんの順番で買い出ししていき、事前に聞いていた必要物資をそろえていきました。
レトルト食品、ボディシート(汗拭き)、ペットフード、生理用品など、約1,500点。(約80万円分)
災害物資を送る時に基本として、段ボールに詰める際には、
・1つあたりが重すぎないこと(液体系は重くなりがち)
・1つの箱に複数の種類のものを入れないこと(仕分けの際に困る)
・1つの箱に対して3辺に、マジックで大きな文字で品目を書く(仕分けの際に役立つ)

車の積み込みの際には、
・重い物から車の前方、下部に積む
・水などの重い物は向きを交互に積むと荷崩れしにくく安定。

14時ごろハイエース2台、物資をパンパンに詰め込んで、いざ、山口から熊本へ。
途中、休憩をはさんで、18時前に大嶌屋さん到着!

みなさんと一緒にどんどん、荷下ろし。
あっという間に完了。

大嶌さん、普段から仕事でつかっているフォークリフトで、
重たい水もパレットに積んで、どんどん仕分けしていきます。

あっという間に倉庫にて仕分完了。

次に、日本商店会の会員でもあり、弊社顧問の吉井さんから現地情報を共有いただき、
八代市にお住いの吉野美鶴さん宅に物資を届けに向かいました。
大嶌屋さんの最寄りの高速インターが松橋(まつばせ)なのですが、ここまでは高速でこれました。さらに南に行こうとすると、高速は通行止め。
なので、下道を行きました。
上り車線は何キロも大渋滞。
下りは案外、すんなり通れましたが、道路はガタついていました。
崩壊している家もあったりで、被害状況は八代の方が更に深刻度が高いように感じました。
物資を届けた際には、吉野さんは涙してむかえてくれました。

しかも、このあとに、吉野さんは、物資を近隣の一人暮らしの方にもっていくと、
本当に厳しい状況だったそうで、また涙を流して喜んでくださったと聞いています。
また、近所の方、避難所など、沢山の所に配布いただきました。
道中、八代市の国道を走っていてもお店は一軒も開いていませんでした。
唯一、エネオスが1店舗のみOPEN。
今回、災害支援は初期対応スピードが大事、という意味がよくわかりました。
物資が不足し、水もでない状況ですと、極限状態になり、衛生面でも、メンタル面でもやられてしまいます。
1分でも早く、情報や物資が手元にはいってくれば、物理的にも、精神的にも、安心できると感じました。
最後に、今回の支援活動ができるのも、日本商店会の諸先輩がこれまで積み上げてきた経験とご縁による力のおかげです。
そして、全国の会員の皆さんから振り込んでいただいた支援金や、日頃の年3万円の会費のおかげです。
今も尚、たくさんの仲間が募金をつのってくれています。
弊社スタッフ、家族も私が不在の中、支えてくれていましたし、これからもです。
また、沢山の方々に、支援物資準備にお力を頂きました。
改めて、人は一人では生きられない。
と感じます。
まだまだ、現地、特に八代市、宇城市などは水が出ていないところが多数あります。
日本商店会として、継続支援して参ります。
ここまで、長文にお付き合い下さりありがとうございました。
次回、8/6第二弾のほうも、ブログに書き連ねたいと思います。

