こんにちは。川村です。
基本技と約束組手ができることが、空手習得の第一歩です。
これに形稽古が加わると、空手固有の身体感覚というものが養われます。
特に意識しなくても、空手らしい戦い方ができるための、土台になる感覚が身につくわけです。
ちょうど英会話で、実際に話す前に発音やヒアリング、文法を覚えるのによく似ていますね。
実際の会話をする前に、単語や例文を覚えておけば、いきなり話すより安心できますからね。
筋力を鍛えることも大事ですが、それは英会話で言うと、声を大きくするというのと同じです。
英会話なら、相手に通じる話法の基礎ができてから、大声を出す必要があれば、出せばいいということになります。
空手も相手にどう対処して、自分の技をどう効かせるかが大事です。
ですから、空手を学ぶというのは、本当に英会話を学ぶのと似ているわけです。
基本技と約束組手から学び始めれば、怖い思いや痛い思いをしないで、空手ができるようになっていけるんですね。