今回は戊つちのえの人との相性をみます。

 
戊は山(時として堤防になる)。
落ち着いていてどっしりと構えている人。

頑固な部分もある。口は固い。

 

 

簡単にではありますが、自分と相手の

日干同士で相性をみることができます。

 

家族や友人、会社の人など

周りの人であてはめてみると

関係性がわかって面白いです。

 

なんであの人はグサグサくることを

言うのか?などがわかったり。

 

十干だけでは断定できませんが、

関係性をみる簡単な目安にはなります。

 

 

日干を調べるにはこちらから

→右端が日干支です。

 

漢字二文字のうち左側にあるのが日干

例:戊辰つちのえのたつ

→戊つちのえが日干です。

 

 

日干は自分そのもので

基本的な性質をあらわします。

 

 

  十干別・戊つちのえとの相性

 

きのえ

甲は大木で、戊は山。

お互いの命式に、水分があるかどうかで

力関係が変わる。

(水分とは⇒壬、癸、亥、子、丑など)

 

水分をあまり持たない同士だと、

少ない水分を更に取られて戊が弱るか

取る水分がなくて甲が折れるか。

 

お水がほしい大木(甲)と、

潤っている山(戊)だと良好な関係。

 

 

きのと

乙は草花。

草花は、良くも悪くも山に対して

ほとんど影響を与えない。

あまり関わりのない相手。

 

 

ひのえ

丙は太陽の光。

基本的には、丙が尽くす方。

戊が冬生まれなら助けてくれる。

戊が夏生まれならわずらわしく感じるかも。

 

 

ひのと

丁はろうそくの火。

この場合は戊=山ではなく、丁が存在する炉に

あたり、丁は暖炉の火になる。

特にお互いに強い影響はないけれど、

戊の命式が強いと、丁は勢いを消される。

 

 

つちのえ

戊は山であり、乾いた土。

似たもの同士で結束力は強い。

命式が弱いと、頼りになる相棒となる。

 

 

つちのと

己は水分を含んだ田んぼの土。

山には湿った土が特に必要なく、

戊からみて己はあまり頼りにならない。

 

 

かのえ

庚は鋼鉄や、そこから製造される刃物。

鋼鉄は山から生み出されるもの。

戊の命式が強いと、庚は山の土に

埋められて出ることが出来ない。

つまり、戊の人の強さによっては

庚にとって苦手な相手となる。

 

 

かのと

辛も山から生み出される宝石。

戊の命式が強いと埋められて出ることが

出来ず、苦手な相手となる。

戊にとってはほとんど影響を及ぼさない相手。

 

 

みずのえ

壬は大量の水。

お互いの命式の強さにより、

氾濫した大河の水を止める堤防になるか

決壊される堤防になるかが変わる。

壬の命式が強かったら、戊は必要。

壬が弱かったら、戊は不要になる。

 

 

みずのと

戊の干合相手。

癸は雨とか湿気を表し、

山にとって潤いは必要なもの。

ただし戊が強かったら、癸は枯渇してしまい

癸が強かったら、戊は土砂崩れを起こす。

 

 

  戊つちのえに必要なもの

 

戊は山で、固くて重たい土となります。

太陽の光(丙)で力をもらい

大木(甲)の根で固い土をほぐし

適度な雨(癸)で潤うことが必要。

潤っている山になれば

大木を育てることができます。

 

つまり、命式内にこの丙・癸・甲を

持っている人は、恵まれた人生ともいえます。

(スタート地点に恵まれている)

揃って持っている人は、なかなかいないです。

生まれた季節にも左右されます。

 

 

命式の強さ弱さはどちらが良い悪いではなく

必要なものが変わってくるということで

捉えてください。

 

 

今回も読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

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