今回は甲きのえの人との相性をみます。



甲は大木です。

一本気で真面目。

自立心が強い人。

融通が利かない所あり。



自分と相手の日干同士で簡易的に

相性をみることができます。


家族や友人、会社の人など

周りの人であてはめてみてください。


親や子供がどのタイプであるかをみると

関係性がわかって面白いです。


親は子供を助けてあげたくても

子供からしたらありがた迷惑かも。



十干だけでは断定できませんが、

関係性をみる簡単な目安にはなります。



日干を調べるにはこちらから

→右端が日干支です。


漢字二文字のうち左側にあるのが日干

例:甲子きのえね

→甲きのえが日干です。


日干は自分そのもので

基本的な性質をあらわします。




  十干別 甲きのえとの相性


きのえ

大木同士で、一緒にいると(木が集まると)

森になってしまうライバル。

森になると太陽の光が当たらない場所が

できてしまいます。

協力というよりはそれぞれを意識し合って

高め合える存在。



きのと

つる草(乙)は大木(甲)に巻きついて

伸びていく。

乙が甲に頼る関係。

一見乙の方が頼りなげで弱そうに見えるが、

寄りかかられると甲は疲弊します。

お子さんが甲なら、しっかりしている分、

我慢をしていないかよく見てあげて。



ひのえ

丙は太陽の光。

大木の甲にとって、成長するのに必要。

夏生まれの甲にはあまり必要がないけれど

冬生まれの甲には必要な相手。



ひのと

丁はろうそくの火。

甲は薪たきぎとして、丁が燃やす助けになる。

甲が母のように丁を助ける関係。



つちのえ

基本的には、木剋土で甲の方が強い。

戊は山で、乾いた土。木が根を張りにくい。

水分があるかどうかで力関係も変わる。

→命式に水の要素があるかどうかをみます。



つちのと

己は水分を含んだ田園の土。

大木は1人では立てず、地面が必要。

育つためには乾いた土より水分のある

土が良いので、戊よりは己の方が良い。

干合かんごうするので惹かれ合う相性。



かのえ

金剋木で基本的には庚が強い。

庚は鋼鉄や刃物に形容され、甲に対しては

「のこぎり」となる。

木は枝葉が育ちすぎると剪定する必要が

生じるため、庚が必要。



かのと

金剋木ですが、辛は庚ほどの威力はなく

甲にとっては「ハサミ」。

チクッとする程度で、切ろうとすると

辛の方が傷つくので、辛は甲に勝てない。



みずのえ

壬は大量の水で大河の水。

水が多いと木は浮いてしまう。

冬生まれの甲にはしんどい相手。

夏生まれの甲には、助けてくれる相手。



みずのと

癸は雨とか湿気の水分。

大木にとってはとても必要な相手。

夏生まれの甲には少し物足りないかも。




  甲きのえに必要なもの


甲は大木です。

水分(癸)と太陽(丙)と土壌(己)があり

ほどよく剪定する(庚)ことができると

流れがスムーズであるとみます。


つまり、命式内にこの癸・丙・己・庚を

持っている人は、恵まれた人生ともいえます。

(スタート地点に恵まれている)

揃って持っている人は、なかなかいないです。



今回も読んでいただき、ありがとうございます。



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