近年、気になっていたものについて記しておこう。

 

 100円ショップに並んでいたが、消えてしまったというものがある。その一つが、弾み車(はずみぐるま)を使用した髭剃りである(写真1)。何回か出っ張り部分を押すと、しばらく弾み車が回るので、その間に髭を剃ることができる。ややコツが必要だが、出っ張り部分を押しながら髭を剃ることも可能だ。面倒なことは確かだが、電池(充電)不要という利点があることは確かである。ただし、消えてしまったということはその利点が消費者には伝わらなかったということである。

 

 同じく100円ショップに弾み車を使った懐中電灯もあった(写真2)。こちらは充電できる電池を内蔵していた。したがって、しばらく弾み車を回し続けると、そのまま光らせることができた。ただし、壊れやすいという欠点があった。そのためだろう、見かけることはなくなった。

 

 孫が持っていて欲しくなり入手したのがミニカーである(写真3)。全長6cmと小さいが、上から押さえて後ろに下げ、手を放すと勢いよく前進する。それだけでなく、電池が入っており、ライトをつけることができるのある。筆者の子供のころにはこれほどのミニカーは存在しなかった。

 

 次がゴム鉄砲である(写真4)。何本もゴムをかけることができ、連発で打つことができる。たいていのことなら、仕組みを想像できる。このゴム鉄砲はそれを思いつかない。特に1本ずつゴムを止める部分である。課題として頭に残しておこう。そのうちに思いつくかもしれない。

 

 最後が室内ドローンといってよいだろう(写真5)。球体の中にプロペラが入っている。その下に錘があり、上下は安定している。スイッチが入っていれば、投げても落ちることはない。少し慣れれば、ゆっくりしたキャッチボールができる。

 

 ここまで書いてきて、改めて工夫が大切を感じたものだ。筆者も工夫して、世に新しいものを出したいと願っている。

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