私は宇宙人(エイリアン)諸星ヒカル。都内の某大学で食品関連の講師をしながら、この惑星を調査している。片腕となるモノリスは私を時空に縛られることなく必要な環境に移動させてくれる。現場に行って人々の状態を確かめるのが大事である。ここでは食品に関するレポートを取り上げる。

 今回のテーマは家電である。どこの大型店でも、土日は大勢の人間でにぎわっている。商品の数が極めて多数で、どれを選ぶか迷ってしまうようだ。その昔、白黒TVが出始めた項はこうではなかった。選択肢は少なく、近くにある個人の電気店で購入するのが普通だった。購入する順番としては、ラジオからスタートし、炊飯器、洗濯機、冷蔵庫という順番だっただろうか。

 

 強いメーカーはナショナルだったと感じる。宣伝が巧みだったのである。当社が提供する人気のあった番組が、「プライスクイズ ズバリ!当てましょう」だった。ノーヒントの元、「ズバリ一発」で当てると、「ズバリ賞」が提供された。当時で100万円相当のナショナルの電化製品一式が賞品として提供された。放送当時は家電ブームの真っ只中であり、出場希望者が殺到したという。見ている方は金額が合格範囲に入るかハラハラしたものだ。

 

 また、社名そのものの「ナショナルキッド」というTV作品も作られた。「子供たちに科学に対する興味を持たせたい」との方針で、破格の予算を投じて単独スポンサーをつとめたといわれている。また、放送に合わせ、一峰大二氏によるマンガも講談社の「ぼくら」に連載された。まとめた本を購入できるが、5000円程度かかる。

 

 2008年10月1日、社名を「パナソニック株式会社」に変更している。創業90周年の節目を迎えたということがあった。それ以上に、外国に輸出する際、米国で「ナショナル」が登録されていて使えなかったためである。そうであっても、国内の個人販売店ではナショナルと表示していることも少なくない。大分県にある「豊後高田昭和の町」1)へ何度か行ったことがある。「ナショナル坊や」が街中で出迎えてくれたものだ。

*シンパロディ:

 永井豪氏のけっこう仮面に登場する「少女王者 牧村真子」は山川惣治氏の「少年王者(牧村真吾)」のパロディである。これらに沿った面白い例を紹介しよう。

 

 「パナソ・ガール」はパナソニックを支えていると自負している。家電量販店で商品選択に迷っている男性がいると、色気と力技でパナソニック製品を買わせてしまうのだ。

1)豊後高田昭和の町https://www.city.bungotakada.oita.jp/site/showanomachi/list3-218.html