Carl Palmer in ASIA | ELPな日々

ELPな日々

→ → → Back to '70's ♪♪♪

「マック」と「マクド」みたいなものだろうけど、

「プログレ」という略語はどうやら日本だけで

欧米方面では「Prog rock」というらしい、

と音楽熱が再燃してる最近になってようやく知りました。


で、その「Prog rock」つながりか、

カールつながりかでエイジアを聞くELPファンも少なくないようで、

何回か来日もしているコンサートに行かれた方も

かなりいらっしゃるのでしょう。


そういう方には申し訳ないのだが、

好き嫌いというレベルではなく、

興味がわかない、というのが正確なところなんですが、

エイジア、あんまり聞く気になれないのです。


90年代あたりから聞いてればまだしも、

昨今の画像など見ると(そこから入るのが間違いか)

枯れ木のようなスティーヴ・ハウとか

グレッグと競うかのように横に広がっていくジョン・ウェットンとか、

かなりつらいものがあります。

過去の2人を知ってるだけに。


あとあんまり抑揚のないやや陰気なジョンのヴォーカルは

ちょっと苦手かも。

それでもUKのアルバムは一枚持ってる気がする。

確か「憂国のナントカ」とかいうフシギな邦題(UK=U-Koku=憂国??)の。

巷でけっこう話題になってたんでうっかり買ってしまった。

当時は試聴ってできなかったし。

結果、2、3回聞いて憂鬱(あ、だから憂国か?)になってオワリ。


そんな印象もあって、

ELP熱再燃以降もカールが在籍していようと避けていたエイジアだったんですが、

ふとYoutubeで見てしまいました。


う~ん・・・・

2曲くらい見たけど、曲の違いがよくわからなかった。

1990年頃のと2006年頃のを見たけど、

ジョン・ウェットンの肥満進行具合だけははっきりわかった。

ヴォーカリストは太っちゃだめだ。

声の張りがなくなるから。

本来はベーシストだと思うんだけど、歌いたいんだろうな。

1990年当時のギタリストは枯れ木スティーヴじゃなくて

なにやらカッコよさげな人だった。プレイはともかく。


で、カールですね。

年を取っていても見た目はカッコいい。

いつも前衛芸術的なへんてこプリントのTシャツを着てるのはNGだが。

キースとグレッグの板挟みやめんどくさいリズムの要求から解放されてか、

1990年のエイジア・カールはやや体型も緩みがち。

エイジアのメンバーはなんだかみんないい人っぽいもんな~

で、2006年バージョンの、膨張体と枯れ木の中でカールはひとり健康体に見える。


いやいや、書きたいのはそんなことではなくてですね。


カールのドラムってこんなだったっけ?

あのアーサー・ブラウンのトンデモ歌くらいしか他に見てないので

ELPのカールしかはっきりいって知らないのだが、

なんかつまらないのですよ。


当然1990年あたりはエイジアも流行りのPOP路線を行っていただろうから

シンプルなのはわかる。

でもそれ以降のELPの「Black Moon」や「Touch and Go」も

カールはすごくシンプルなドラミングだけれど、

「ハァ~・・・いいよなあ~」とうれしくなるようなのが、

エイジアのカールにはない。


バンドカラーとメンバーの違いだろうか。

うお座のカールは環境になじみやすいので、

エイジアではエイジアのプレイをしているのでしょう、当然。

それでもドラムソロは・・・・・


なんかドラミングそのものよりも

スティックの小技が多いのとヘンな間合いが気になってしょうがなかった。

年取った余裕なのかもしれないし、

バンドメンバーの人間関係の良さなのかもしれないけど、

ELPの頃に比べて必死さや緊張感がない。

まあ、そんな何十年も必死で緊張しっぱなしなんてあり得ないので、

カールが楽しんでプレイできていればヨシとしましょう。

それとて過ぎた日々のことなので。


でも(と、くどくどと続ける)ティンパニーまで習って、

あそこまでプレイできるカールの才能がもったいない。

もう大がかりなドラムキットの時代ではないのだろうし、

スネアドラムだけを叩くデモプレイもビデオで見たけどすごいとしか言いようがない。

でも。

つまんないのよ。

ワクワクしないのよ。


カールにとっては通過点のELPにこだわりすぎるが故の、

狭量なミーハーの限界なのかもしれない。


あとですね、

対象が高齢になると未来の希望を語れない。

過ぎた過去をあれこれ言うしかないってのも、

悲しい現実だな。



ちなみに私のアメーバの登録名はバンドのUKにも

国名のUKにも関係ありません。

ただの当て字です。