自分自身が冷え症だと認識はしているもののどうして体が冷えるかご存知ですか?
冷えの原因を理解することで冷え症を改善する近道になります。
冷えは体の様々な要因によって体全体、または一部分が温まりにく状態になることで起こります。
冷えが起きる原因は大きくわけて4つだといわれています。
・血液の循環が悪い
・筋肉量が少ない
・自律神経の乱れ
・ホルモンバランスの乱れ
原因その1【血液の循環が悪い】
東洋医学では、昔から血液の汚れが様々な病気の原因であると考えられていました。
血液が老廃物の滞留などで汚れていると、ドロドロとして流れにくくなるので血液の循環が悪くなります。
その結果、新陳代謝のための栄養素、細胞が活性化するための酸素が滞ってしまいます。
人は血液の流れによって全身に熱が与えられるので、血液の循環が悪いと熱量が不足し、冷えの状態を引き起こしてしまいます。
最近では血が足りない女性も増えてきていますので、それも冷えの原因になります。
原因その2【筋肉量が少ない】
筋肉には体の熱を作り出す役割があります。運動不足でほとんど筋肉を使わない生活をしていると熱量が不足し体が冷えやすくなります。
とくに女性は男性に比べもともと筋肉量が少ないために冷えに悩まされる方が多いです。
今の時期はあまり外に出れませんが、ご自宅でスクワットなどをするようにし、下半身を筋肉を鍛えることで足の冷えも軽減されます。
原因その3【自律神経の乱れ】
ストレスや不規則な生活、寒暖差が激しい気候が続くと自律神経の乱れが起きます。
自律神経が乱れると、体温調節がうまく機能しなくなり、たとえば上半身に熱がこもって下半身に熱が足りないといった状態がおこります(冷えのぼせ)。
これにともなって、足の冷えや心臓のドキドキ、めまい、頭痛などの症状が起こることもあります。
「心のバランスが偏っているな」「緊張が続いているな」という時は体が冷えている可能性がありますので、まずお風呂に入るなどして体を温め緊張して交感神経が優位になっている体をリラックスさせるようにしてください。
特に今は新型コロナウィルスの影響で、これかを不安に思い心のバランスも崩れやすくなっている方もいらっしゃいますので、たまには自宅でも簡単に気分転換ができるお風呂にアロマを1~2滴入れてリラックスするのもおススメです。
原因その4【ホルモンバランスの乱れ】
先ほどの筋肉量の時もお話させて頂きましたが、冷え性は男性より女性に多くみられます。
これは、筋肉量もそうですが、ホルモンバランスが大きく影響しています。
排卵や生理のときなどはホルモンバランスが乱れやすいため、自律神経が乱れて血液循環が悪くなり、冷えの症状が出てきます。
閉経後の更年期の方は、特にホルモンバランスが整えにくく、上半身がほてって顔や背中など上半身に汗を大量にかいたりすることがあります(ホットフラッシュ)。
上半身はのぼせた状態なのに、下半身や手足が冷えているといった症状もよくありますが、これも女性ホルモンの急激な減少から自律神経が乱れて起こる現象です。
上半身が暑いとなかなか体を温めるということが億劫になりますが、実は下半身を温めたりお風呂にゆっくりつかり自律神経を整えると冷えのぼせやホットフラッシュも軽減されます。
体が冷える原因を理解して頂けましたでしょうか?
もちろん食事や飲み物でも体を冷やす物を多く摂取していると体はどんどん冷えやすくなり不調が出てきます。
日頃から体を温める食材を摂るようにし上記の4つの原因を改善するように生活を意識して頂けたら冷え性も軽減していきます。
最近外出もできないので、体の不調が出やすくなっている方はまず今日はお風呂にゆっくり浸かることから始めて頂けたらと思います。
【大阪/肥後橋】温活サロンRattan
大阪市西区土佐堀1-3-22ツワブキ肥後橋ビル401
温活サロンRattanの詳細はこちらから↓↓
温活サロンのホームページ