2016/9/27(火) ウィーン滞在3日目
続きまして、【Hofburg(ホーフブルク宮殿/王宮)】内の宮廷銀器コレクションの見学に向かいました
宮廷銀器コレクションということで、こちら王宮内で使用されていた金器や銀器、陶器などの豪華な食器類が大量に展示されています。
食器類が大好きなわたくし・・
本当はもう少しゆっくりと見学したいところでしたが、こちらも駆け足で見学させて頂きました。
シシィの愛称で親しまれるエリザベート皇后の旅行用ミラマーレセットや、別荘があったギリシャのコルフ島への船旅で使用していたアルパカ銀の食器セットなどがありました。
美しい絵付けがなされた陶器類は、丸みを帯びて可愛らしいデザインのものが多かったです。
他にもマイセン磁器や伊万里磁器、風景画の描かれたパノラマ絵画の絵皿などが沢山展示されていました。
最も印象的であったのが、豪華な装飾がなされたセンターピースの数々です。
フランス風センターピースやタンブーレなど、宮廷ディナーのテーブル装飾には欠かせないものでした。
特にミラノのセンターピースは長さが30mほどあり、神々、聖霊、動物などが細かく装飾されていて一際目立っていました。
簡単ではありますが、以上で宮廷銀器コレクションは終了です
●新王宮
1879年に建設を開始したが、王朝終焉のため完成は一部のみとなった。現在は3つの博物館(エフェソス博物館/古楽器博物館/中世武器博物館)として利用されている。
元々は、フランツ・フェルディナント大公の居城となる予定であったそう。