いまは新型コロナが流行っているので除菌を頻繁にすると思いますが常在菌も殺してしまうので消毒のし過ぎには気を付けて下さい。

 
解決策はヒトと自然との共存共栄照れ
 

【きれい好き】清潔すぎる環境で育つと、アレルギーになりやすい?

公開日:2018-12-27 | 更新日:2020-02-12

 

【きれい好き】清潔すぎる環境で育つと、アレルギーになりやすい?

スーパーやドラッグストアでは、さまざまな除菌グッズが販売されています。
一部では、菌やウイルスを“全くないものにするのが正しい”という考え方が、増えています。
しかし、その一方で、年々アレルギー疾患が増えているのを、ご存じでしょうか?
清潔な空間で過ごしているはずなのに、アレルギー疾患を抱えている人が増えているのです。
実は、この清潔すぎる環境が、アレルギー疾患に関係しているともいわれています。

 

 

アレルギー疾患があるのは、2人に1人

平成28年2月に、厚生労働省で報告された「アレルギー疾患の現状等」には、次のようにあります。
「日本の全人口の約3人に1人がなんらかのアレルギー疾患に罹患(りかん)している」(平成17年
「日本の全人口の約2人に1人がなんらかのアレルギー疾患に罹患している」(平成23年
このように、アレルギー疾患者は、増加傾向にあります。


※「アレルギー疾患の現状等」(厚生労働省)( https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10905100-Kenkoukyoku-Ganshippeitaisakuka/0000111693.pdf )を加工して作成

清潔にしすぎると、アレルギーになる?

除菌していても、アレルギー疾患は増える

一般的に、不潔・汚い環境のほうが、病気になるリスクがあると思いますよね。
ここ数年、国内では、アレルギー疾患者数が増加傾向にあります。
では、それに合わせるように、汚い環境も増えているのでしょうか?
ドラッグストアではさまざまな除菌グッズが並び、「除菌」や「殺菌」の文字をよく目にします。
清潔になっているはずなのに、アレルギー患者数は増加傾向と、逆の結果が出ているのが現状です。

きれいにしすぎると、免疫力が育たない

アレルギーが発症するメカニズムは、まだまだ研究段階ですが、このように考えられています。
イギリスの疫学者ストラカンの仮説は、「乳幼児期の衛生環境によって、アレルギー体質になるかどうか、決定される」というものです。
除菌グッズが増え、きれいで、清潔な環境で過ごす今の子供たちにとって、清潔な環境は、アレルギーの発症を抑えているように見えます。
ところが、この清潔な環境にこそ、問題があったと言われています。
乳幼児期に、清潔な環境で過ごしていると、細菌・ウイルスに対する抵抗力・免疫力が十分に育ちません。
ひいては、それがアレルギーの発症に、大きく関係すると言われているからです。

症状は、軽度でも吐き気・頭痛など

アレルギーが原因で起こる病気を、アレルギー疾患といいます。

  • ぜんそく・気管支炎
  • アレルギー性鼻炎
  • 花粉症
  • アレルギー性皮膚炎
  • じんましんなど

食物アレルギーによる症状も、アレルギー疾患に含まれます。
軽度のものから重度のものまで、さまざまな症状が現れます。

 軽度のもの

  • 皮膚の赤みやブツブツ
  • 鼻水・鼻づまり
  • くしゃみ
  • 目のかゆみ・充血・涙
  • 吐き気・嘔吐(おうと)
  • 便秘・下痢・血便・腹痛
  • 頭痛
  • 疲労感など

 重度のもの

  • 呼吸困難
  • 意識障害
  • 神経障害
  • アナフィラキシーショック

動物とふれあうと、免疫力がつく?

動物のフンに含まれている細菌が…

エンドトキシンは、細菌が作り出す物質で、以前は危険なものとされていました。
動物のふん便に多く含まれており、これがアレルギーと関係していると、考えられています。
エンドトキシンが、一度に、大量に体内に入ると、発熱します。

動物園で、免疫力をつける

幼児期に、細菌などを全く排除してしまい、影響を受けない環境にいる子供は、成長とともに、免疫力が形成されにくいと言われています。
このため、すべての細菌などを排除してしまうのはよくないと、考えられています。
例えば、動物園など、動物が多くいる場所に、小さいころから行っていると、ある程度の免疫力がつくとも考えられています。
小さいころから、動物と適度に触れ合うようにするのも、予防の方法です。

免疫力が育たないまま、成長すると…

発症原因は研究段階ですが、幼児期から、あれもこれもと清潔にしすぎると、免疫力が十分に育ちません。
その状態で成長すると、ちょっとしたことで過敏に反応してしまい、アレルギーを発症すると、考えられています。

きれい好きは、世界でもトップクラス

至るところで殺菌・除菌・抗菌

世界でも、日本の清潔さはトップクラスといわれています。
水資源が豊かでもあるので、シャワーやお風呂に入る頻度が高い国民性があります。
外食すれば、店員さんがアルコールスプレーを使って、テーブルを丁寧に噴き上げる光景を目にすることもあるでしょう。
公共施設やホテルなどでは、「抗菌マーク」を目にする機会も、多くなります。
このように、日本ではさまざまな場所で、殺菌・除菌・抗菌をしています。

きれいにするのが正しいとは限らない

殺菌・除菌・抗菌は食中毒を防ぎ、さまざまな感染症を予防できるのは事実です。
ただ、小さいころの育った環境によって、備わっていく免疫力が変わってきます。
予防接種は、少量の菌・ウイルスを体内に入れることで、実際に感染したときに大きな病気を引き起こさないように、免疫力を育てています。
必要以上に何もかも、殺菌・除菌・抗菌するのが、100%正しいとは言えないのです。

掃除は、やりすぎない・神経質にならない

簡単な掃除を、1日1回

1日に1回、サッと簡単な掃除で埃(ほこり)を落とし、整理整頓ができていれば、特に問題はありません。

  • 埃まみれの部屋で過ごす
  • 汚れた食器が山づみ
  • トイレ掃除ができず、汚れがこびりついていたりする

これらの環境は、清潔とはいえません。
しかし、1日に何度も掃除したり、汚れが残らないように、しっかりこすって、その都度除菌スプレーを吹きかけたり、1時間おきに掃除機をかけたりするのは、明らかにやりすぎです。

しっかりした掃除は、1週間に一度

家の中を掃除すれば、ある程度の時間がかかります。
毎日の掃除はサッと埃やゴミをとる程度で、1週間に一度、しっかり掃除するようにすれば十分でしょう。
次が、毎日の掃除の目安です。

  • 掃除機で埃をとる(最低でも週に一度は掃除機をかける)
  • 便器に汚れの付着がないか確認し、汚れを拭き取る
  • 週に1回は洗剤をつけて磨く
  • キッチンの生ごみは毎日処分し、排水溝の掃除は週に1回程度

目に見えない細菌・ウイルスから身を守るために、家の中は清潔にしておきたいと思うものです。
しかし、それがアレルギー疾患につながる恐れがあります。
ある程度の清潔さは大切ですが、必要以上に神経質になりすぎていないか、見直してみましょう。

【参考文献】
「アレルギー疾患の現状等」(厚生労働省)( https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10905100-Kenkoukyoku-Ganshippeitaisakuka/0000111693.pdf )を加工して作成

時事メディカル
https://medical.jiji.com/topics/245

『アレルギーの9割は腸で治る!』藤田紘一郎著(大和書房)

https://epark.jp/medicalook/cleanly-person/

飲食店なら食中毒を防ぐのに除菌して清潔にするのは分かりますが、

なぜ、家の中まで除菌をするのかが分からない。っていうか理解できないあせる

 

動物と触れ合うのはいいですね。犬や猫を飼うとか、野良猫と戯れるとか。

ペットショップで買うよりも、雑種のほうが良いんじゃないかなと思います。

僕はペットを飼えない環境なので野良猫と戯れています爆  笑

たまにしか出没しないけど・・・三毛猫猫はきまぐれ・・・

 

 

赤ちゃんの皮膚も常在菌で守られている?(医長が教える子どもの健康 2020年1月号)

 

ヒトと微生物との共生関係

 微生物は腸内、口腔内、皮膚などに常在菌として存在します。ママの胎内では、基本的には無菌の状態です。生下時、赤ちゃんは頭の形が変わる程、狭い産道を通り抜けます。そこで、ママ由来の腸内細菌をもらい受けるのです。産道を通らない、帝王切開の赤ちゃんには、しばらくの間、ママ由来の腸内細菌がわずかで、産院の環境下の常在菌が、赤ちゃんの腸内に多く定着します。

健康な皮膚だからこそ、たくさんの微生物が住んでいる

 代表的な皮膚常在菌を3つ挙げます。
 

 ・表皮ブドウ球菌
 皮膚表面や毛穴に潜み、汗(アルカリ性)や皮脂を食し、グリセリンや脂肪酸を排します。グリセリンは、皮膚のバリア機能を保つ役割があり、その脂肪酸は皮膚を弱酸性に保つのです。
 

 ・アクネ桿菌
 酸素がある環境では、殆んど増殖出来ず死滅します。毛穴や皮脂腺に潜み、皮脂を食し、プロピオン酸や脂肪酸を排し、皮膚表面を弱酸性に保つのです。ニキビの原因菌として有名ですが、増殖し過ぎなければ大丈夫。だが、皮脂の分泌量が増え毛穴を塞ぐと、より酸素が乏しい状況となるので、アクネ桿菌が過剰増殖し、炎症を引き起こしニキビになってしまいます。
 

 ・黄色ブドウ球菌
 皮膚表面や毛穴に潜んでいます。皮膚がアルカリ性に傾くと、増殖してしまうのです。病原性が高く、皮膚炎等を引き起こします。特に手指に傷がある場合、調理中の食品から、黄色ブドウ球菌食中毒となることもあるので、注意すべきです。
 

黄色ブドウ球菌とアトピー性皮膚炎

 アトピー性皮膚炎が悪化すると、黄色ブドウ球菌だけが極端に増え、改善すると黄色ブドウ球菌が減少し、種々多様な細菌が増えるようです。黄色ブドウ球菌は、増殖さえしなければ、皮膚で問題を起こしません。

角質層の「バリア機能」

 大人の皮膚の厚さは、約2mm。特に赤ちゃんの皮膚の厚さは、大人の約半分の約1mmです。皮膚の外界と接する最前線は、角質層で3つの重要な「バリア機能」があります。
 1.体内の水分や組織が外に出ないように防ぐ
 2.外界からの刺激を防ぐ
 3.細菌の侵入を防ぐ

皮脂は角質層のお助け部隊

 赤ちゃんの皮脂は、生後2~4ヵ月以降、一気に減ります。潤っていた肌は、たちまち乾燥肌に早変わってしまうのです。それまで、ママから貰った黄体ホルモンが、赤ちゃんの皮脂分泌を助けていました。皮脂の保水力は、角質層のお助け部隊で、皮膚のバリア機能を担うのです。

保湿剤はいつ、塗るの?

 お風呂あがりが最も効果的です。角質層の水分量は、入浴後約10分で急激に減少します。また、赤ちゃんは、大変な汗っかき。単位面積当たりでは、大人の約6~7倍の汗腺の数です。汗(アルカリ性)を放置したままだと、アルカリ性に傾くことを好む、黄色ブドウ球菌が増殖します。大変な汗っかきは、赤ちゃんの皮膚が中性に近いことの一因です。よって、赤ちゃんには「弱酸性」の、スキンケアグッズが理想的となります。汚れを落としたら、薄い角質層に保湿剤を補ってあげましょう。

保湿剤は1日に何回、塗るの?

 赤ちゃんのお肌の乾燥に気が付いたら、その都度塗ってあげて下さい。基本的に皮膚は乾燥すると、痒くなります。掻き傷は鋭利な爪で、角質層(バリア機能)を剥ぎ取ることです。だから、掻き傷の防止に努めてあげましょう。保湿剤を1日3,4回程度、かなり綿密でも、構いません。お肌の保水力使った、バリア機能を充分に発揮させてあげて下さい。

https://www.sukalive.jp/kenkoudayori.php?ID=74

雑菌には触れた方がいい! 専門家が教える、知らずに免疫を下げる“悪習慣”

柴岡 久美子柴岡 久美子

2014.10.20 13:00

日常生活での“間違った習慣”が、知らず知らずのうちにアレルギーの原因にしてしまっていたとしたら…。注意すべき“間違い習慣”とは? 山梨大学医学部、免疫学教授の中尾篤人先生に伺いました。

「実は日本は世界でも突出したアレルギー大国なんです。」と今回教えていただいたのは山梨大学医学部、免疫学教授の中尾篤人先生。
日本の20代大学生の血液を調べたところ、その9割がアレルギー予備軍であったという研究結果も出ているそう。なぜ日本が?

その原因は、抗生物質などの普及による免疫力の低下、そして“清潔すぎる”環境なのではないかとの事。
清潔にするのが何故ダメなの? 抗生物質って体の為なのでは…気になるあれこれを中尾教授におうかがいしました。
 

1. 子どもは雑菌に触れさせた方がいい!

「アレルギー」とは、本来は敵ではない身の回りの物質に対し、体が過剰に反応して攻撃をしてしまうこと。例えるなら、たまに耳にする冤罪(えんざい)のような感じでしょうか。

なぜ今、こんなにアレルギーの子どもが増えているのか? 
それはこの、敵に対して攻撃することで体を守ってくれている「免疫」機能が弱っているからだそう。

「免疫」細胞は日常生活の中でふれる雑菌が少ないと、うまく活性化しない。風邪を引きやすい、お腹を壊しやすいというのもこの免疫力の低下が原因のひとつですが、アレルギーについても「免疫」が大切。戦歴が少ない兵士ほど弱く、“間違ったこと”をしてしまう、ということなのです。

中尾教授によると、アレルギー児が増加しているのは1970年代以降なのだとか。
高度経済成長をとげ、道路、公園、住宅などの環境整備がされるとともに福祉、医療サービスも目覚ましく発展してからの時代です。

「例えば、ネパールなどの野原で遊ぶのと、アスファルトの上で遊ぶのとでは、さらされる病原体の量が全く違います」と中尾教授。
そういえばバキュームカーなんてのもとんと見なくなり、上下水道がしっかり整備された日本。今や、街が安全で美しいと外国人に賞賛され、清潔さは日本人の誇りともなりつつあります。

しかし、この現代日本の清潔すぎる環境は、私たちが日常生活で触れる雑菌を減らし、免疫機能をサボらせた結果、アレルギー児増加の引き金になってしまっているのです。

 

2. 除菌スプレーは使わない方がいい

最近、洗わずに殺菌したり汚れや臭いをおとすという除菌スプレー、アルコール製品を様々な所で見かけます。
「除菌をした方がいいということなのだろう」と、使っている方も多いと思いますが、中尾教授がおっしゃるように“様々な菌に触れさせた方がいい”のであれば、それらは使わない方がいいのでしょうか?

「そもそも、アルコール除菌スプレーや、手につけるだけの除菌製品の効果は100%ではありません。除菌製品で退治できるウイルスはかなり種類が限られています。」

え? 病院をはじめ様々な施設に置かれ、こんなに商品も出ているのに? どういう事でしょうか。

「例えばノロウイルスにかかった人の便を触った後などにアルコールで除菌をしても効果がありません。“除菌さえすれば安心”という考え方については間違っていると思います。」

なるほど、除菌製品に過度に頼ることは危険なのですね。
とはいえ、重症になるようなウイルスは防ぎたいし、どうすれば良いのでしょうか?

「除菌よりも手洗いの方がウイルス退治には効果が高いです。水を使って洗い流すことでほとんどの菌を退治できます。塗るだけの除菌では、生き残ってしまった菌が手に残ってしまいますから、水で洗い流すか、難しい場合は拭き取った方が効果的でしょう。」

先進国全体においてアレルギー患者が増えている現状からいっても、“除菌神話”に問題の一端があることは確実なようです。

以前話題になった「トイレの便座よりもスマートフォンの方が汚い」というニュースを見て感じたように、私たちには偏った清潔志向があるのかもしれません。
化学製品である除菌グッズに頼るよりは、こまめな手洗い、そして、免疫をあげ、体力をつける事を重視した方が良さそうです。
 

3. 抗生物質は飲まない方がいい

免疫機能を弱らせているもうひとつの原因が、抗生物質。
中尾教授によると、子どもの時に抗生物質を多用するとアレルギーになりやすいということも分かってきているのだとか。

「風邪を引いたとき、扁桃腺やのどのはれがある場合など、抗生物質が必要な場合もありますが、抗生物質が効かない風邪の方がほとんどです。」

風邪でつらい時など、病院で「抗生物質をください」と言えば出してくれることもありますが、基本的には医者が自ら出さない限り、飲む必要はないとのこと。欧米では抗生物質は出さないのだそうです。

子どもが風邪を引くと辛そうな様子に早く治してあげたいと思うのが親心。また共働き家庭だと、仕事を休まずに済むように、早めに病院に連れて行って治してしまおうと思いがちです。
しかし、「風邪程度ではあまり神経質にならないでほしい」と中尾教授は言います。風邪も免疫機能を鍛えるチャンスなのです

 

4. 保育園に行っている子の方がアレルギー発症率が低い!?

今、保育園に預けている子の方がアレルギー発症率が低いのでは、という研究が進んでいるのだそうです。
幼い頃から集団生活をする保育園には雑菌が多くいますが、その分子ども達は鍛えられているのでは、という考えで、これはほぼ確実に言える事だろうとのこと。

確かに、保育園に預けてからしばらくは、ほとんどの子が頻繁に熱を出します。何日も鼻水を垂らしていて親は不安になるのですが、しばらくすると、最近熱も出さないし、いつの間にか丈夫になったのね、と気づかされます。

 

「ネズミを生まれて直ぐのころから無菌状態でずっと育てると、ふつうのネズミより長生きします。しかし、その間免疫機能は発達しません。
人間がずっと無菌状態で行きていくのは無理な事、雑菌にさらされる事が、免疫を鍛えるのに必要なのです。」と中尾教授。

保育園に行っていない子も、積極的に人の多い場所に連れて行ってあげるといいかもしれません。もし他の子に病気をうつされたら、うつしたら、と過神経質にならず、みんなで思い切り遊んで体を鍛えあおうね、というスタンスでいられると、親のストレスも少なくてすみますね。
 

5. アレルギーにとって一番の問題は“環境”

先ほど、アレルギー児の増加は1970年代以降という話が出ましたが、これは大気汚染などの公害が問題視させるようになったタイミングでもあります。

タバコの煙やPM2.5、化粧品、食品添加物など、今当たり前のように身近に存在している様々な化学物質がアレルギーを引き起こす一番の要因となっていることは明らかなのだそう。
化学物質にほとんど触れていない発展途上国の人と日本人を比べても、その差は明らかなのだとか。

「じゃあ原始的な生活に戻しましょう、と言ってもすぐ戻せるものではありません。しかし、私たちは個人レベルだけでなく、もっと大きな取り組みとしてこの環境を変えていく必要があります。」と中尾教授。

発症してしまったアレルギーを治すことは難しく、今も様々な研究がなされています。なるべく化学物質をさける生活をしたからといってすぐにアレルギーが治るということはないそう。ただ、長い目でみても、オーガニックなどな化学物質を避けるよう心がけるのはよい事なのだとか。

では、更なるアレルギー発症を防ぐことはできるのでしょうか?
これについても中尾教授に聞いたところ、ある身近なものでアレルギーを予防できることが明らかになってきているのだそうです。

一見軽い症状だったとしても、集中力の低下や睡眠不足など、大きな問題になりがちなアレルギー。私たちや子どもたち、そして生まれてくる赤ちゃんの為にも、環境改善や予防に取り組みたいですね。

https://ure.pia.co.jp/articles/-/26657

 

 

手を洗いすぎると風邪を引きやすくなる「流水で10秒間」だけでいい

手を洗いすぎると汚くなる!?

それでは、なぜ過度の手洗いは、感染症にかかりやすい状態をつくり出してしまうのでしょうか。

人間の皮膚には、表皮ブドウ球菌や黄色ブドウ球菌をはじめとする約10種類以上の「皮膚常在菌」という細菌がいて、私たちの皮膚を守ってくれています。

彼らは私たちの健康において、非常に重要な役目を担っています。皮膚常在菌は皮膚から出る脂肪をエサにして、脂肪酸の皮脂膜をつくり出してくれているのです。この皮脂膜は、弱酸性です。病原体のほとんどは、酸性の場所で生きることができません。つまり、常在菌がつくり出す弱酸性の脂肪酸は、病原体が付着するのを防ぐバリアとして働いているのです。

皮膚を覆う弱酸性のバリアは、感染症から体を守る第一の砦です。これがしっかり築かれていれば、病原体が手指に付着することを、それだけで防げるのです。

感染症を引き起こしやすい「キタナイ」状態になる

では、石けんで手洗いをするとどうなるでしょうか。

 

石けんを使うと、一回の手洗いで、皮膚常在菌の約90パーセントが洗い流されると報告されています。ただし、1割ほどの常在菌が残っていれば、彼らが再び増殖し、12時間後にはもとの状態に戻ることもわかっています。したがって、一日一回、お風呂に入って体をふつうに洗う、という程度であれば、弱酸性のバリアを失わずにすみます。

しかし、昔ながらの固形石けんでさえ、常在菌の約9割を洗い流してしまう力があるのです。薬用石けんやハンドソープ、ボディソープなどに宣伝されているほどの殺菌効果が本当にあるのだとしたら、そうしたもので前述の手洗い法のように細部まで2回も洗い、アルコール消毒などしてしまえば、さらに多くの常在菌が排除されることになります。

しかもそれを数時間おきに行ってしまうと、どうなるかわかりますか。わずかながら残されている常在菌が復活する時間さえ奪ってしまうことになるのです。

皮膚常在菌の数が著しく減ってしまうと、皮膚は中性になります。脂肪酸のバリアがつくられないからです。脂肪酸のバリアのない皮膚は、要塞を失ったお城のようなものです。外敵がわんさと襲ってきても、守る術を失えば、城は炎上します。

脂肪酸のバリアを失って中性になった皮膚には、外からの病原体が手に付着しやすくなります。こうなると、手指から口に病原体が運ばれやすくなります。

洗いすぎると皮膚は感染症を引き起こしやすい、「キタナイ」状態になってしまう、というのはこういうことだったのです。

https://www.sukalive.jp/kenkoudayori.php?ID=74

 

現在のように感染症が流行している時でも石鹸で手を洗うのは日に3~4回位で消毒をしているのは2~3回位です。外出から戻ってきたりしたときに手洗い消毒する、モノを消毒するくらいかな。 気を使う時期ではありますが手を洗いすぎかなと思ったら手ではなくモノの消毒をオススメします。

 

余談タイム~時計

24日夜に安倍総理とIOCのバッハ会長が電話会談で東京オリンピックの2021年夏まで(1年ほど)の延期が決まりましたね。新型コロナが収束しない時期に開催なんてできないですからね。

世界の選手たちにとっても朗報なのではないかなと思います。

やっぱりオリンピックは各選手たちがベストな状態でやらないと面白くないですよね。世界新記録も多く出してもらいたいですし。

安倍総理Good Jobキラキラグッ

 

オリンピックも延期になりましたが、今後は島津製作所が「新型コロナウイルス遺伝子検出試薬キット」の開発に着手しているようなので、感染者が多数発覚し、医療崩壊が起きたり、非常事態宣言が出されそうなので要注意ですね。皆さんパニックにならずに落ち着いて行動しましょう。買いだめではなく少しずつ、毎日コツコツ買って有事に備えましょう。

 

最近ニュースで聞く用語集(なんとなく覚えてね)

クラスター

→集団感染

 

ロックダウン

→都市封鎖

 

オーバーシュート

→感染爆発、患者の急増

 

言葉の違い

パンデミック 

→ 世界的に流行している病気

 

エピデミック

→ 一定の地域内での流行

 

エンデミック

→ 特定の地域で周期的に流行する

 

アウトブレイク

→ 一定の地域の集団で突発的に発声すること 

 

 

経済も世界恐慌、リーマンショックを超えて大変なことになりそうですねあせる

 

世界では、お掃除の真っ最中なんですよね。
嵐が過ぎるのを待ちましょう。
 

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回もお楽しみにチョキ

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