飯塚オートで開催されている「SG 日本選手権オートレース」。
昨夜(3日目=1日)の12R「スーパーライダー戦」は現オート界の相場通りの決着になりました。
スタートで、枠番が内(2号車)の青山周平が飛び出し、これに鈴木圭一郎がぴったりマーク。
最内枠の黒川京介が3番手、スタートで後手を踏んだ荒尾聡が巧みに4番手を追走。
ざっと、こんな感じでレースが進みました。
青山、鈴木の"両横綱"がマッチレースに持ち込み、"大関"の荒尾が黒川をさばいて3番手に。
現S2の青山が、S1の鈴木に全く隙を与えない軌道を描き、荒尾がいつの間にか、2横綱の直後に迫り、鈴木を脅かす展開。
最後は青山、鈴木、荒尾の順にゴール。最多優勝を誇る“歴代最強横綱“の高橋貢が意地の4着。
SGの決勝やスーパーライダー戦など、ここ一番、プライドが激突するレースになると、選手の地力の差が如実に表れる。これもオートレースの特徴かもしれませんね。
さて、本日は注目の準決勝戦(9~12R)。
9Rは有吉辰也、佐藤貴也、永井大介ら速攻派に加え、最内に金子大輔、そして高橋貢らのガチンコ勝負は必至です。
以下、
10Rは地元荒尾聡 VS 早川清太郎、佐藤摩弥、伊藤信夫、黒川京介、
11Rは鈴木圭一郎 VS 中村雅人、篠原睦に、気配いい三浦康平、小林瑞季、
12Rは青山周平 VS 中村杏亮、鈴木宏和に、地力で若井友和、松尾啓史、
いずれにしても"2横綱、1大関"が中心となるのは間違いなさそうです!