いや~、しびれました!

 

 

浜名湖ボートで開催されている「SG ボートレースメモリアル」(MB記念)の予選最終日だった昨日4日目(26日)。

 

 

7Rで地元の菊地孝平が5コースからコンマ01の、ほぼほぼタッチスタートから、まくり差しで突き抜けました。

 

 

ポールポジション(準優12Rの1号艇)がかかったレースですから、勝負に行くのは当然としても、

 

 

直前の浜名湖でフライングを切ったばかりだというのに、ここ一番でこのスタートですから。

 

 

やはり、どの業界でも、大きい仕事をする人間は「腹のくくり方」が違います。

 

 

昭和から平成、平成から令和へと時代が移行する中、本物の「侍」が少なくなりましたが、

 

 

菊地孝平は、数少ない「ボートレース界の侍」です!

 

 

 

 

最高の流れで、ポールポジション(準優12R1号艇)を手繰り寄せたのですから、優勝する可能性は極めて高くなったのではないでしょうか。

 

 

私の直感は、菊池の優勝確率は95%、と見ています。

 

 

 

 

 

ちなみに、SGの予選最終日は最激戦となるのが常ですが、

 

 

この日も菊地を含めた5選手(寺田祥、瓜生正義、安達裕樹、茅原悠紀)が、コンマ01の極限スタートを放っています。

 

 

茅原が2コースだった4Rは、インの平高奈菜も茅原に合わせるようにコンマ02のフルショット。

 

 

準優には乗れませんでしたが、平高のド根性、すごいですね!

 

 

 

 

 

 

ということで、準優勝に勝ち上がった18選手は以下の通り。

 

 

選手の横に書いた数字は、SG優勝回数ですが、

 

準優11Rなど、6人全員がSGレーサーで、しかも6人のSG総タイトル数は脅威の「34」。

 

激選中の激戦です。

 

 

準優勝戦に出場した18人の中で、SG未勝利は10Rの関浩哉と、12Rの丸野一樹、上野真之介、片岡雅裕の4人しかいないのですから、

 

やはりSGレーサーたちの貫禄、レース運び、安定したシリーズの乗り切り方は、さすがですね!

 

 

 

 

 

最後に準優勝戦3個レースの簡単な事前予想を。

 

直前の気配次第で、買い目がガラリ変わることもありますが、その辺はご了承を。

 

 

 

 

◆準優勝戦10R

1⃣新田雄史(三重)=3

2⃣中島孝平(福井)=2

3⃣辻栄蔵(広島)=3

4⃣山口剛(広島)=1

5⃣関浩哉(群馬)=0

6⃣長田頼宗(東京)=1

 

誰も動かない枠なり進入ですから、イン新田の絶対優位は動きませんね。

 

ただ、次位争いはまさに展開次第で、サイコロを転がすようなもの。

 

 

イン新田は、スタート決めて先マイするのみ。差されず、まくらせずの気配は十分です。

 

2コース中島は、辻の引き波を避けた差し、

 

3コース辻は、まくり差しがベストですが、差し場がなければツケマイ2着狙い、

 

4コース山口は、カドからスタート張り込み、外2艇を抑えての差し2着狙い、

 

5コース関は、持ち前のスピードに乗せたまくり差しがハマるかどうか、

 

6コース長田は、これはもうスタート行っての最内差しで、バックどこまで迫れるか、

 

 

 

狙いは、毒島に続く群馬の大器・関浩哉で、まくり差しのスペースさえあれば、次位争いの筆頭と見ています。

 

レースセンスは毒島譲り、ターンスピードは秋山直之も顔負け。何より回り足が十分で、思う存分レースができる気配ですから。

 

 

1-5-23、1-23-5の4点。

 

 

 

 

 

 

◆準優勝戦11R

1⃣平本真之(愛知)=3

2⃣白井英治(山口)=2

3⃣瓜生正義(福岡)=11

4⃣池田浩二(愛知)=10

5⃣原田幸哉(長崎)=5

6⃣坪井康晴(静岡)=3

 

ここもピット離れで紛れがない限り枠なり進入。自動的に、平本が逃げ、誰が混戦の次位争いを制するかの舟券になってきますね。

 

 

イン平本は、逃げあるのみ。

 

2コース白井は、瓜生のまくり差しを封じつつ、自在にさばいて次位追走狙い、

 

3コース瓜生は、まくり差し6割に、白井を引き波にはめてのツケマイ4割、

 

4コース池田は、スタート張り込んでの差し狙い、

 

5コース原田は、際どいスタート覚悟で攻めれば、まくり差しが決まるシーンも、

 

6コース坪井は、大外からブイ際差しですが、水面特徴を知り尽くしているので要注意、

 

 

 

鍵は、白井と瓜生のどちらを選択するか。

 

初日ドリームの白井を見る限り、2コースから、気迫で瓜生の動きを封じそうなムード。

 

瓜生は消しで、1-2=4を本線に、1-24-5の4点。

 

 

 

 

 

 

◆準優勝戦12R

1⃣菊地孝平(静岡)=5

2⃣丸野一樹(滋賀)=0

3⃣上野真之介(佐賀)=0

4⃣片岡雅裕(香川)=0

5⃣守田俊介(滋賀)=2

6⃣馬場貴也(滋賀)=2

 

ここは滋賀勢が3人集まったが、進入で滋賀の外2艇(守田、馬場)が動くかどうか。

 

展示航走は必見ですが、インが地元の菊地だけに、他艇も無理な進入は仕掛けてこないはずです。

 

いずれにしろ、菊池は0台スタートから、まくらせず差させずの、いつものターンで圧勝する確率が極めて高いレース。

 

 

一応、枠なり進入と想定して、

 

イン菊地は、優勝戦1号艇へ、ここは1着あるのみ、負けられません、

 

2コース丸野は、2コースのさばきに一抹の不安も、自在なハンドルで次位争いに、

 

3コース上野は、ここ一番のキップの良さが売りで、ツケマイ一撃で2着狙いに専念、

 

4コース片岡は、4コースから差し狙いですが、守田の引き波にハマる可能性も、

 

5コース守田は、ここ一番の勝負強さは絶品ですから、スタート一撃に警戒、

 

6コース馬場は、艇界屈指の大外V際差しの名手ですから、バック最内から急浮上も、

 

 

 

舟券は、配当的にも、馬場の3着と、守田の2着を狙いたいところです。

 

1-235-6、1-5-23の5点。

 

 

 

いずれにしても、本日の浜名湖SGの準優勝戦は、メンバー的にも、1号艇=インの牙城が高いレース。

 

無理筋の穴狙いより、1号艇から買い目を絞って、素直に勝負するのが良さそうです。

 

 

 

 

 

 

余談ですが、今節の初日を見た段階で、以下の優勝戦メンバー予想を掲載( 浜名湖SGメモリアル  優勝はずばり●●!しましたが、

 

永井彪也は本日1、6レース、毒島は7レース出走と敗者戦回りですから、

 

私の予想も、悲しいくらいセンスないですね😀

 

永井は2戦目からボロボロ、毒島は減点が響きました。

 

改めて、SG戦線で流れに乗ることの難しさを再認識しました。

 

 

◆幻の優勝戦出場メンバー予想

1⃣永井彪也⇒予選敗退

2⃣毒島誠⇒予選敗退

3⃣菊地孝平⇒準優12R・1号艇

4⃣辻栄蔵⇒準優10R・3豪邸

5⃣白井英治⇒準優11R・2号艇

6⃣中島孝平⇒準優10R・2号艇

 

 

 

自分の読みの甘さに喝!(選手は頑張っていますよ!)