ここ数日は船便の通関(輸入)の件で動いています。


つまり、通関業者を使わずに自分で通関するということをやっています。


食品衛生法やPSE法などの特殊な法律にひっかからない普通の商品の場合は、個人でも通関が可能のようです。


自分で税関に行って自分で通関の申請をして自分で税関検査を受けます。


必要な書類をそろえて税関に行けば丁寧に申請の方法を教えてもらえます。


今回、私は、まず、横浜の船会社からFAXしてもらったアライバルノーチス(A/N)というのを持って名古屋駅の近くの倉庫業者にデリバリーオーダー(D/O)という書類をもらいに行きました。


今回は、


義烏の輸出業者→横浜の船会社→名古屋の倉庫会社(?)


みたいな流れのようです。


そのあと、名古屋港にある名古屋税関に行き、通関申請書の書き方を教えてもらいました。


そのあと、飛島村の名古屋税関西部出張所というところに行くように言われました。


翌日は、飛島村の西部出張所に行きました。


飛島村までは、名古屋港駅発の飛島バスで 35分(500円)か、名古屋駅からあおなみ線で稲永駅なで(260円 18分)、そこから飛島バスで30分くらい(500円)でもいけます。


名古屋駅からなら、あおなみ線のほうが早くいける気がしますが、この濃飛バスというのは、1時間に1本くらいしかないのでちょっと不便です。


西部出張所で私は検査に関する打ち合わせをしました。


その翌日(本日)は、検査のときの人と車の手配をしました。


今回は、はじめてだったので段取りに時間がかかってしまいました。


でも、慣れれば、


初日に船便の送料を銀行に振りこむ。


翌日の朝一番で名古屋駅前の某業者の事務所に書類をもらいに行き、その足で港区の名古屋税関に行き、さらに飛島村の出張所に行って申請書類を出し検査の打ち合わせをする。


検査準備(車と人の手配)をして後日、検査に行く。


これで、だいたい2日で終わると思います。


検査が終われば、荷物(商品)は運送屋に陸送で運ばせます。


(今回、私の地元の佐川急便の人が相談に乗ってくれましたので検査も検査後の陸送も佐川に手伝ってもらいます。)


(実は車と運転手と助手を時間単位で貸してくれるレントラという業者もあったのですが、これは意外に使えないということがわかりました。)


ここまでやれば、業者に払うお金をいくらか節約できそうなのですが、そのかわり自分がいろいろと動かないといけません。


荷物が大きかったり多い場合は、その分、大きな車が必要ですし、そんなものは個人で所有している人も少ないわけですからその車の手配もしないといけませんし、税関の検査担当者からの指示があれば検査のときの助手(頭数)も必要です。


私の場合は、今回、検査時、3人必要と言われました。


そうゆう意味で、やはり、一般的には、車や人の手配や自分の手間なんかを考慮して自分で通関をやる人は少ないようですね。


だけど、ネットで調べてみると高級外車の部品などを船便で輸入して自分で通関もする人とかもいるみたいなんですね。


なので、こうゆう商売をしていく上で、船便の商品も取り扱う人なら通関のことも知らないより知っていたほうが良いのかもしれませんね。


自分でできるけどあえて人に頼むのか、自分でできないから人に頼むのか、やったことがないからわからないだけなのか、いろいろなパターンがあると思いますが、私は、一度自分でやってみたいと思ったので今回はこのようにしました。


実は、通関業者に見積もりを依頼しても、どんぶり勘定だったり、はっきりした金額を言わなかったりして、結局、合計でいくらなのかさっぱりわかりませんでした。


なので、今回、実際にはいくらくらいかかるものなのか、実際に自分でやってみて、自分の労務費も含めてちゃんと計算してみようと思ったわけです。




ちなみに・・・・。


保税倉庫の近くにファニチャードームとか、トヨタの工場とかがあったのですが、やはり、運送上都合が良いからそうゆう場所に作ったということなのでしょうね。


なので、みなさんも保税倉庫のそばに自社の倉庫を借りて商売すると効率が良いかもですよ。


てか、個人の副業レベルでそんなことまでするわけないんですがね~。