やっぱり、クライマックスシリーズの見直し論
が出てきました。
今回の場合、正力松太郎賞の選考も絡んで
のことなんですね。
DeNAがペナントレースで3位だったこと、
それも、優勝チームと大きく離された3位だった
ことが、やっぱり引っかかるんでしょう。
当然です。
2010年はロッテが3位から日本シリーズを
制覇しましたが
西村監督が正力賞になっています。
ただ、ソフトバンクと 2.5ゲーム差の3位
なんですよね。
だから今年のDeNAと同列に扱うことはできません。
「優勝チーム以外が日本シリーズに頻繁に
出るわけじゃないから」
という理屈で論を展開する人がいますが
薄い。実に薄いです。
本人は、すごく論理的な話をしているつもり
なんでしょうけどね。
「割合」 と 「確率」 の違いもわかっていない
段階で、論理性などありません。
今年は、「過去にはなかったこと」 が起こった
わけですよ。
クライマックスシリーズのことは毎年疑問が提示
されますが、今年は違うんです。
私見では、「5ゲーム差でアドバンテージ2勝」
は賛成です。ただ、それだと優勝チームは
「2勝3敗でも日本シリーズに行ける」 ことに
なります。
それはちょっとどうかと思いますので、
「下位チームが3勝したら、アドバンテージが
一つ消える」
ようにしたらどうですかね。
4戦終わって下位チームの3勝1敗だったら、
アドバンテージが一つ消えて、優勝チームは
あと2試合、連勝しなければならない、という
感じで。
まぁ、里崎氏の動画でも
11分31秒で 「頻発するようなら問題」 って
言っちゃってますね。
私自身も、1年前に 「変化が見られる」 と
書いていますが、
現実は何も変わっていません。
里崎氏の言うように
「頻発」 して 「日本シリーズの価値低下」
が認識されるようにならないと
変わらないのかもしれませんね。