中日ドラゴンズ 2-1 広島東洋カープ

 

 

3回裏の1点だけで完封負け、よりはいいのでしょう。

相手に球数も投げさせていますし、チャンスも

作りました。

 

6回表に同点に追いつき、直後の6回裏の上位打線

を三者凡退。

7回表、先頭の矢野がフォアボール出塁。

 

この流れをつかめない、得点に結びつけられない

のは、今の実力なので仕方がないです。

 

8回表もランナー二人出すも矢野三振で得点できず

8回裏に失点して終了となったわけですが

 

その8回裏が問題、というか、わからないところが

ありました。

 

島内が先頭打者をフォアボールで出してしまった

のが最大の敗因なのですが、先頭打者フォアボール

というのは、これまでも何度かあったことです。

そこから失点してこなかったのも島内です。

 

岡林の送りバントですね。一塁線のバントでしたが、

ファールになるかどうか、堂林が見定めてから

捕球しました。まずこれが疑問なんですよね。

あのバントがファールになったとして、特にメリット

はないです。早く一つのアウトをとって、「とるべき

アウトをあと二つにする」 姿勢が本当だと思います。

 

1アウト二塁となってカリステ。ボールが二つ先行

しましたが、フォアボールOKの場面です。ハッキリ

逃げるか、フォアボールを恐れず攻めるか、

どちらかでしたが、なんとも中途半端な変化球が

いってしまいましたね。「1点取られたら終わり」

という場面でのピッチングではなかったです。

 

去年2位でも、今が首位でも、

「弱者の戦略」 をとらなければいけないチームです。

打つほうは、それを今日はやっていたと思います。

結果は1得点でしたが、やってはいました。

 

しかし8回裏ですよね。失点したら終わりの局面

ですが、失点しなかったら、「リードされていない

状態で9回表に相手のクローザーを出せる」

わけで、延長戦での勝機も出てきます。

島内は、自分の調子と戦っている感じで、試合に

対する入りができていませんでした。

こういう形で落とす試合は、してはいけませんね。