阪神タイガース 1-3 広島東洋カープ
昨日の勝利とは意味が異なると思います。
まぁ、期待し過ぎたらあまりよくないのが常ですが
少なくとも、「ちゃんとした試合で勝った」 ことは
確かで、これからにつながる可能性があるとは
言えると思います。
勝利投手となった大瀬良ですが、「すごくいい出来」
とは思いませんでした。球の走りはよかったですが
コントロールにバラつきがありましたね。しかし
會澤がインコースを意図的に攻めさせていました。
「序盤は多少のコントロールミスがあっても力で
いけるだろう。そのうち、コントロールもまとまって
くるかもしれない」
という考えだったのでしょうが、見事にハマりました。
地味ですが、同点にされた後のノイジーの
サードゴロ。あれが併殺打になった(菊池の
好プレー)も大きかったですね。
打線のほうは
大竹相手に6回までソロホームランのみでは
ありましたが
それほど 「余裕」 は与えていなかったのでは
ないでしょうか。
6回表の攻撃がよかったですね。無得点では
ありましたが、末包のレフトフライもしっかり反応
したものでしたし、チャンスメイクの二俣の
フォアボール出塁が評価できます。
同点でのビジターの試合、しかも甲子園となると、
雰囲気的にはキツいところではありますが
大瀬良・會澤の攻め方にしても、相手大竹投手
の心理、いずれも 「広島打線は点が取れない」
という感じではなかったように見えました。
8回表に、結果が出ましたね。二俣が再度、
フォアボールで出塁して、2アウト二塁となって
小園のタイムリー、末包もタイムリー。
攻めるバッテリー、好守備、粘っこい打席、
いい凡打、
そしてそれらが終盤に好結果をもたらす。
久しぶり(今季初めて?)に
ちゃんとした、評価できる試合内容だったと
思います。