なんか、昨日の

「藤本と石井が暗い」

しか言ってないブログがバズってますな。

 

今日はちょっと、野球を離れた話です。

 

 

ここにある

「広く国民全体が負担する財源」

って言葉、35年前によく出てきましたけど、

 

バブル崩壊があり、

消費税率引き上げの度に景気後退があり、

財政そのものはずっと悪化している現実があり…

 

なんで変わらないんですかね。

 

あと、よく言われる

「消費税は預り金」

っていう話ですけどね。

 

 

こういう無意味な内容を したり顔 で語る人がいる

というのは嘆かわしいですね。

 

確かに消費税が導入されたときは、預り金でしたよ。

1989年3月31日まで100円だったものが103円になった

わけで、消費者の負担だったことは明らかでした。

 

しかし税率が上がっていき、経済そのものが悪化して

きている今、同じことを言えますかね。

消費税込みでの値段を意識しなければならなくなって

きており、「消費者に負担してもらっている」という

意識は希薄になっています。

 

経団連にしても、この税理士にしても

消費税がなかった 35年以上前 の話を今更

持ち出しているんですよ。

 

かく言う私も

昔は消費税率引き上げ論者でした。基礎年金は

消費税を財源とすべき、と思っていました。いや、

今でもその考えは変わっていません。それが

消費税の悪いところを目立たせず、いいところを

活かせる方策だからです。

 

 

しかし現実は

1994年の所得税定率減税のときも、その後の税率

引き上げのときも、財政赤字との兼ね合いでしか

議論がなされず、社会保障の話がされていない。

特に5%から8%に引き上げる際は、

「社会保障と税の一体改革」

と言いながら、社会保障の中身がまったくなかった。

 

そんな中で消費税率だけが上がってしまった。

最悪ですよ。

 

それを一旦、戻すことができる方策である

「消費税率引き下げ」 は、絶対にやるべきです。

「なんのために消費税があるのか」を固めてから

なら、10%でも15%でも上げればいいでしょう。

 

 

 

立憲民主党全体に言えることなんですが

 

逃げるんですよ。あの連中は。

「税制全体の見直しも必要」 みたいな感じでね。

 

最悪な状況(そのときの経済状況、という意味ではなく、

社会保障が置き去りにされたという意味)での

消費税率引き上げを中心になって推し進めた連中が、

議論を持ち掛けられると逃げるんですよ。

 

反省なんかない。間違いを認める気などない。

政治家としても人間としても

 

本当に愚かな連中だと思います。