広島東洋カープ 6-5 阪神タイガース
普通に考えれば、楽に勝てるであろう試合です。
相手は前夜、祝勝会。
ピッチャーはオープン戦のような継投。
しかし相手の上位打線は、ベストメンバーでした。
そこで1回表と5回表、2点ずつ取られました。
ただ、5回表は2点取られた後の1アウト一塁三塁
をしのぎ、6回表は、1アウト二塁から堂林の
好プレーもあって無失点。
6回裏にマクブルームのタイムリーで追いつき
7回表に勝ち越されるも、その裏、大盛と小園の
ヒットで追いつく。
8回表、ミスで1アウト三塁のピンチを招くも、
島内が連続三振でしのぎ
8回裏、松山の詰まったヒットで勝ち越し。
9回表、栗林がノーアウト一塁三塁の大ピンチを
作ってしまいますが、なんとかしのぎ切り
苦労して苦労して、勝ちました。
まぁ、でもこれが、今年のチームなんですよね。
133試合やって、得失点差はマイナス。
勝ちやすい相手であっても、力の差を見せつける
ような勝ち方はできない。
必死こいて一本のヒット、一つのアウトを取りに行く
ような姿勢でなんとか勝つ。
振り返れば、「完勝」と言える試合は、8月以降では
8月17日の阪神戦(6-0で床田完封)ぐらいです。
神宮球場で勝てないのも、中日に勝ち越せないのは、
そのまんま実力なのですが
泥臭い、貪欲な姿勢により、実力では上の相手である
DeNAや巨人に勝ち越した。
プライドなんて、持ってはいけません。
勝ち星も一つ一つ積み上げて
いい意味で不細工に
2位を勝ち取ってほしいと思っています。