広島東洋カープ 6-5 横浜DeNAベイスターズ
3点差で8回表だったら、すんなり勝たなければ
いけません。
その8回表に島内。これ自体は、間違いではない
でしょう。失点してしまう登板が続いてはいますが、
仮に今日、失点しても、3点差を追いつかれることは
ないだろう、とは思います。
1アウト一塁二塁で関根。結果はセンターフライ
でしたが、もし出塁させてしまっていたら、どうする
つもりだったのでしょうか。ブルペンは準備して
いなかったようですが。
同点ホームランを打たれた桑原の打席ですが
もう、配球を考える余裕もなかったですね。
私も 「ストレートで力勝負でいくしかない」 と
思っていました。
同点の9回表は矢崎。なんか、気持ちが入っていない、
というか、整理がついていないように見えました。
マクブルームのミスが尾を引いているのかとも
思いましたが、いまひとつ 「試合に入っていない」
ようにも見えたんですよね。
1点失ってから、邪念が消えたようでしたが。
もしリードを保ったまま9回表だったら、栗林
だったのかな。同点になったから矢崎なのかな、
と思いました。それなら、矢崎も大変だっただろう。
だとしたら、ベンチワークのとんでもないミスだな。
と思っていました。
9回裏、松山のヒットをきっかけに作った2アウト三塁
のチャンスで、野間が同点打。
延長戦になり、10回表は栗林ではなく中﨑でした。
これ、栗林に何かあって、登板させたくなかった
ということですよね。
だとすると、結局のところ
「島内は不安だったけど、3点リードだから大丈夫
だと思って出した。そしたらまさかの結果だった。」
ってことですよね。
よく勝てたと思います。
負けていたら、かなりマズいことになっていました。
振り返れば、4回裏の2点も、10回裏の1点も、
フォアボールを二つ得てのものでした。特に10回裏
は、坂倉、マクブルームが凡退した後、曽根、矢野
のフォアボールでした。
阪神の強さを象徴する フォアボールの多さ ですが、
得点力の重要な源です。
ピッチャーもそうですが、打者のバッターボックスでの
粘りも大切ですね。
いい点の取り方ができた試合です。
再び勢いをつけるきっかけにしたいですね。