広島東洋カープ 3-1 中日ドラゴンズ

 

 

正直言いますとね。

今日はイヤな感じがしていました。

今日の勝ち負けよりも、その後に与える影響の

ようなものですね、そういうのが気になっていました。

 

連勝中で、首位をうかがうような勢いがあって

序盤に先制すると、もう「勝ったような気」に

なります。

それ自体は悪いことではないですが、もし、

そういう試合を負けてしまうと、後をひくことが

よくあります。特に中日相手ですからね。

今日みたいな試合を逆転で落とすと、この後が

心配になります。

そして、先制したとは言え、ビシエドの好プレーで

2点目を阻まれており、5回までで1点しかリード

していませんでしたからね。

 

しかし、6回表の田中広輔のファインプレーが

まず大きかったですね。

その裏、秋山のヒットをきっかけに1アウト満塁

のチャンスを得て、デビッドソンに代打松山で

犠牲フライ。

 

7回表に代打川越のタイムリーヒットで1点差に

されるも、8回表を島内が三者凡退で再度試合を

締め、8回裏に追加点。それが途中出場の矢野

の打点ということもよかったですね。

 

苦労してひたむきに得た勝利。7連勝は全部

こんな感じです。

単なる勢いではなく、チームの成長を伴うもの

なので意味があります。

 

9回表は栗林でしたが、昨日の矢崎の感じが

ちょっと良くなかったので、いいと思います。

ベンチが、この後のビジョンを持ちつつの起用

をしていることは、選手に安心感を与えます。

 

連勝がずっと続くことはありません。

とりあえずはあと3~4週間をしのぐことです。

苦労しつつ、無理をしすぎず勝てているのは、

意味のあることだと思います。