広島東洋カープ 5-3 中日ドラゴンズ

 

 

7回裏、先頭打者が森下で

「打ってくれるといいなぁ」

と思い

「いや、期待するようではいかんだろ」

と思って目を離したら、二塁打でした。

 

5回表は、エラーはついていないものの、

ミス絡みの失点。

5回裏、6回裏と逸機。

 

そんな中、7回表も無失点で切り抜け、

7回裏、先頭で自ら二塁打ですからね。

 

3点リードで迎えた8回表、いきなりまた守備の

大ミスでノーアウト二塁となりますが

ここを1失点で抑えたことで、ほぼ勝ちに

なりました。

 

森下は8回3失点。全部自責点ではありますが、

実質は石川のホームランだけです。

バックの再三のミスや逸機もありながら、自ら

勝ち越しのきっかけを作ったわけですからね。

本当に頭が下がる思いです。

 

7回裏の野間のタイムリー、デビッドソンのタイムリー

のあたり、チームの雰囲気がいいのは間違いない

ですが、気持ちが入り過ぎてしまうのは、ちょっと

危険なところもあります。

 

今日で言えば大盛と小園ですね。

 

大盛は2回裏に逆転タイムリーを打っていますが、

5回裏のノーアウト一塁で三振でチャンスを広げる

ことができず、6回裏の2アウト一塁三塁でも三振。

5回表の犠牲フライの処理にも問題がありました。

 

小園は、1点を勝ち越した7回裏、1アウト満塁で

替わった左投手相手に三球三振。

 

こういうのを気にする、というか 「取り返そう」

という気持ち、そういうのが8回表のミスにつながった

かもしれません。

 

その点、8回表の岡林タイムリーのときの秋山は

冷静でしたね。客観的に見れば、二塁を狙った

岡林の暴走なのでしょうが、秋山のファインプレー

でもあります。勝敗のポイントだったかもしれません。

 

阪神が負けてともに貯金10でゲーム差なしに

なりましたが、こういうことを意識するのは

まだ4週間、少なくとも3週間早いです。

 

今日は相手先発の高橋宏投手に対し、2点しか

取れなかったものの、チャンスは何度も作っており、

しっかりと対策を持って臨めたと思います。

こういうことが大事なことです。

 

順位は関係ない。今、できることをしっかりやる。

気持ちが入り過ぎて、それをジャマしないことですね。