明日から、ペナントレースが再開されます。

 

ここまで、47勝38敗0分で貯金9。

首位阪神(46勝35敗3分)と1ゲーム差の

2位です。

 

予想以上の健闘と言っていいでしょう。

4連敗スタートで、栗林の不調、マクブルームの

不振、故障者の発生など、マイナス要素もいろいろ

あった中ですからね。

 

ビジターで47試合あり、23勝24敗。

ホームで38試合あり、24勝14敗。

やっぱりホームで強いですね。

ホームゲームの消化が少ない分、後半、ホームゲーム

が多くなるのは心強いですね。

 

ただ、決してビジターで弱いわけではないです。

開幕3連敗があった神宮が1勝5敗なのが

響いていますが、東京ドームや横浜スタジアム、

ナゴヤドームでは勝ち越しています。

逆転サヨナラ負けが3試合ありますが、

それを通じて、今の 栗林→島内→矢崎 の

勝ちパターンを確立できたわけですから、

「落としてしまった試合」もだいぶ取り返せている

と言っていいでしょう。

 

 

勝敗が予想以上なのは、「予想以上の貢献を

してくれた選手」が何人もいるからこそです。

投手陣では、クローザーを務める矢崎、

セットアッパーに定着した島内。

故障明けでも安定している床田と森下。

大道や中﨑などの中継ぎも、地味ながら貢献度は

高いです。

最近は野村や森がローテーションの谷間を

埋めてくれています。

 

打線が弱くても、ロースコアで勝ち切る試合を

増やせています。

 

これを支えているのが坂倉ですね。

4月は打撃不振もあり、批判の的にもなって

いましたが、キャッチャーとしての能力が、

日々増してきているように感じます。それが

バッティングにも好影響を与えているようです。

7月13日の巨人戦、打つほうでヒーローに

なりましたが、8回裏、9回裏のピンチをしのいだ

ことのほうが自信になったでしょう。

 

野手陣は、今は離脱中ですが4番を務める西川、

全試合出場の秋山が好成績ですが、田中広輔が

要所でいい働きをしています。

若手の伸び悩み、それによる層の薄さは構造的な

問題として残りますが

最近は小園が活躍する場面もあり、明日からは

中村奨成が一軍のようです。

いきなり「怖い打線」ができることはないですが、

「前半戦にいなかった選手」「活躍できなかった

選手」が存在感を出してくれれば、おもしろく

なります。

 

あと58試合ですが

とりあえずは

「8月20日の巨人戦が終わったときに

どうなっているか」

ですね。監督からも 「8月の中旬ぐらいから」

という言葉がありました。

 

 

8月20日が終われば、残り30試合少々になっています。

4位巨人とは21回戦まで消化しますので、

「CS進出へのマジック」

は出ているはずです。これは最低限です。

出ていないようでは、話になりません。

 

そして、上位チームとの差がどうなっているか。

負け数の差が4ぐらいに収まっているかどうか。

 

現在の状況を、1991年と重ねる人もいるみたい

ですが、まだ気が早いです。

8月20日終了時に、状況が整っていれば

1991年の話を書きたいと思っています。