読売ジャイアンツ 0-2 広島東洋カープ

 

 

菊池と西川がいない。西川は登録抹消。

そして初回、いきなり拙攻。

その裏、1アウト二塁三塁。

 

この時点で、負けを覚悟した人も少なくないでしょう。

 

3回裏、また1アウト満塁のピンチ。ここで再び

負けを覚悟した人もいたでしょう。

 

どちらも相手は4番打者でしたが、森下がよく

踏ん張りました。

 

この辺りで、ちょっと空気が変わりましたね。

ただ、 「ピンチをしのいだから流れが来た」

という感じでもありませんでした。

4回表も、先頭の秋山が出塁してもデビッドソン

三振、松山併殺打。

4回裏は、先頭の大城にヒットを打たれても

しのぐ。

 

ピンチをしのいで0-0のままでも、劣勢は劣勢
なんですよ。点が入る気がしないので。

ただ、相手もチャンスを活かしきれない。

そういう心理が相俟って、

 

勝てる気はしない。

このメンバーでは、負けて当たり前。

ただ、相手に恐怖も感じない

 

という空気になりました。

 

この前の中日戦とかは

「勝たなければ」

「勝って当たり前だから、負けてはいけない」

という空気をすごく感じたのですが、

今日は勝敗に関してはノープレッシャーで、

「打席の中でできることをしよう」

という、いい意味での開き直りができていました。

 

直後の5回表、末包がいい当たりのライトフライ。

會澤がレフト前ヒット、そして小園がホームラン。

 

あとは、森下がヒーローインタビューで言っていた

守備ですね。

7回裏の中田の打球を併殺打にした小園のプレー

で、今日の試合は決まりました。

 

チームに安心感を与えた森下

要所で活躍した小園

言うまでもなく、この二人が殊勲者です。

 

 

昨日のブログで

「思うところもあるのですが」

と書きましたが、思っていたのは

選手の バテ です。

西川に関しては、前から違和感があったとのこと

でしたが、野手もある程度 休ませながら が

必要なのかもしれません。

 

今回の菊池と西川は故障ですが

故障でなくても、今日みたいに

「得点が期待できない打線」

を組まざるを得ないときが出てくるでしょう。

 

ただ、野球は27のアウトをとるゲームです。

今日もヒット数は8対4で負けていました。

それでも試合に勝つ可能性はあります。

 

明日も、普通に考えたら負けです。

負けても仕方ありません。

ビジターで、相手先発は勝ち頭のピッチャーで、

こちらはベストメンバーには程遠い打線です。

もっと言えば、負けてもいいんです。

このチーム状態で、ビジター1勝2敗ならOKです。

 

今日のように、気楽に

今、できること に注力できるか。

一つのアウトを貪欲に取りに行けるか。

 

明日は、勝敗の結果よりも

内容が大切になってくると思っています。