広島東洋カープ 5-5 オリックスバファローズ

 

 

久しぶりに、ちゃんと野球を見ました。

 

先日(16日)、取引先の社長のご厚意で

WBC観戦をさせていただいたのですが、

今日もオープン戦をほぼフルで見ていました。

 

オリックスにはなかなか勝てないんですよね。

交流戦では、2018年、2019年、2021年、2022年と

一つも勝っていません。

その間、オリックスは優勝するようなチームに

レベルアップしていて、今日もオープン戦とは言え、

野球の質の高さを感じました。

 

特に9回表ですね。

1点差に詰め寄って、なおノーアウト一塁。

送りバントが考える場面ですが、一球ごとに

構えが違うんですよね。守備体系も配球も非常に

やりづらい。

結果、石川は内野安打でノーアウト一塁二塁。

福田の打席も同様で、バントと決めつけられない。

2球目で簡単に送りバントを成功させます。

バント自体は、一塁手側の強めの打球で、シフトを

とっていれば三封できそうなものでしたが、

シフトをとらせないので、成功確率も上がります。

 

1アウト二塁三塁となった後、渡邊のショートゴロ

で2アウト一塁三塁となりますが

ここで三塁走者に代走を出す。

当然、ダブルスチールを警戒させられます。

 

昨年の交流戦時も書きましたが

 

 

作戦が奏効するかどうかは、わかりません。

今日の試合だって、最後、小田が打てなければ

敗戦だったわけです。

 

しかしそういうことは関係ないんですよね。

「こういう作戦をとっていけば、シーズン通しての

結果は必ず良くなる」

選手個々にも、それが浸透しています。

 

このレベルに達するまでには、なかなか時間が

かかりますが

 

3日間、オリックスと試合ができた。全部接戦だった。

学ぶことは多かったと思います。

 

チームの雰囲気は、かなりいいように感じました。

 

投手陣で故障者が多いのが気掛かりですが

交流戦まではオープン戦、ぐらいの気持ちで、

実績のない選手をどんどん試せばいいのでは

ないでしょうか。

 

気が早いですが

夏場に、「何を期待して見ているか」 を

今から楽しみにしています。