パ・リーグは全日程終了。

セ・リーグも明日のヤクルト×DeNA戦を残すのみ

となりました。

 

夜は熱いパ・リーグの試合を見ていましたが

 

質の高い試合をしていますね。

 

野球脳の劣化を防ぐ意味でも、たまにはパ・リーグ

の試合もみなければいけませんね。

 

セ・リーグ3試合は、順位が決定していたことも

あって 「オープン戦モード」 の感もありましたが

 

それでも甲子園と横浜の試合は、最後の最後まで

もつれていました。広島×中日戦だけがあっさりと

していましたね。

 

 

広島は 66勝74敗3分 の借金8。

 

ヤクルトに8勝16敗1分

DeNAに17勝8敗

阪神に14勝9敗2分

巨人に12勝13敗

中日に10勝15敗

 

5球団合わせて 61勝61敗3分。

交流戦の5勝13敗がそのまま借金8になりました。

 

「セ・リーグ5球団には負け越していない」

という見方もありますが

 

ヤクルトと中日になぜ大きく負け越したのか

DeNAと阪神になぜ大きく勝ち越したのか

 

これを 「両方」 分析しなければいけません。

大きく負け越した2球団だけでなく、大きく勝ち越した

2球団についても、そしてもちろん巨人戦についても、

しっかり分析しなければいけません。

 

ヤクルトと中日は対照的なチームですが

ヤクルトに対しては、序中盤はそれなりの試合に

なっても、中盤以降、打たれてしまう。そして相手の

リリーフ陣が打てない。

中日に対しては、相手の強力投手陣が打てない。

それでいて、相手の極貧打線に打たれてしまう。

 

DeNAと阪神に対しては、相手の打線をそこそこ

抑えることができる。序盤にリードすれば、かなりの

確度で勝てる。

 

簡単に言えば

「投打とも中途半端」 なんですよ。それにDeNAに

対しても阪神に対しても、8~9月の要所で3連敗

しましたよね。結局のところ 「偶然性」 もだいぶ

作用しての勝ち越しということです。

 

来年は、投打ともレベルアップしないと

勝率5割もかなり遠くなります。

 

いきなり 投打とも強いチーム を作るのは無理

ですが

相手に 「怖さ」 を感じさせるようなチームには

しなければいけません。後ろのピッチャーがもっと

強くなれば、相手は中盤までの展開に神経質になる。

そうなれば打線も 「怖いもの」 になります。

 

あとは 「軸」 ですね。特に打線。

江藤、金本、新井、栗原、そして鈴木誠也。みんな

「作り上げた4番打者」 です。これも一朝一夕には

できませんが、優勝のためには欠かせません。

 

新監督が誰なのかは、まだ聞こえてきていませんが

短期と長期、両方の舵取りが必要で

なかなか大変な仕事になると思います。