話題になっていますね。

 

 

これに対して、こんなツィートがあります。

 

 

まぁ、どっちもどっちですけどね。

マクロの総需要政策でなんとかなると言っているのも違うし、

消費税は関係ないと言っているのも違う。

 

ただ、消費税増税が是か非か、という視点で言うならば、

森永さんのほうに分があります。

 

そもそも明石さんの言っていることは、論理的なようで

非論理的なんですよね。

森永さんは 「税率を上げたのが悪い」 と言っているのであって、

「税率が高いのが悪い」 とは言っていません。

もともと税率が高い国と、近年に2回上げた国を比較している

段階で間違っています。

昭和40年代に消費税を導入していれば、平成初頭に10%超

の税率にできていたかもしれません。

しかし導入が平成元年で、その後、経済が失速して

消費税率3%を5%にすることにも耐えられなかった。

当然のように、5%を8%にすることも、8%を10%にする

ことにも耐えられない。

消費税増税などやってはいけなかったことは明らかですよ。

 

「全部消費税のせいにする 主張は本当に有害でしかない」

って言ってますけどね。

メチャクチャな前提条件での論理展開のほうが害悪ですよ。

外国でできたことができないはずがない、というのは

思考停止の一つです。高度成長期には可能でも、成熟期では

できないことがあるのは当たり前。

 

 

明石氏のツィートに 「いいね」 をしている政治家を見ると

「さもありなん」って感じです。

情けない連中ですわ。