楽天と巨人の試合を見てました。
8回表と10回表の坂本のバッティングは驚きましたね。
8回表、1アウト三塁で、楽天は美馬に投手交代。
代打高橋信二に対し、外すつもりの3球目がシュート回転
して、結果三球三振。
ここで打者は坂本。
初球、2球目とストレートに振り遅れてファール。
3球目、アウトローに変化球を見せてボール。
そして4球目。インハイのストレートをレフト線に二塁打。
キャッチャーの構えよりは若干甘かったとは言え、
あそこまで引っ張れないでしょ。
追い込まれているし、2回振り遅れているし。
「ワイルドピッチが怖いだろうし、3球目の変化球を伏線
にしたいだろうから、勝負球はインコースのまっすぐ」
と読み切っていない限り、あの打ち方はできません。
10回表の坂本のヒットも、変化球をひっかけたのではなく、
草野の守備位置を見て「あそこに打てばヒットになる」
という意識を持ってのヒットでしたね。
楽天のほうからすれば、2戦とも最終盤で落とす形に
なりましたが…
「考える野球」という部分で、巨人にはっきり劣って
いましたね。
ブラウン前監督の1年間で、レベルが落ちているように
見えて、残念な感じでした。