経営指導・経営コンサルを

「顧問先が知らないことを教えてあげること」

と解釈した結果、

「そんなの無理」

と結論づけた。

でも、顧問先の経営に踏み込まないといけないような

気がする。


そこで会計事務所は

「MAS監査」

なるものを編み出しました。


ネーミングはかっこいいですよね。

MAS

マネージメント・アドバイザリー・サービス

の略です。


「定義」は~

人によって違うようですが、最大公約数をとると


財務会計以外の数字を提供することで、経営上の問題点

に気付いていただくこと


となるようです。


もう少し具体的に言いますと…


月次キャッシュフロー表の作成

経営計画の策定

経営計画と実績の対比(予実対比)


などを行うことです。


かっこいいネーミングでしたが、具体的な中身を見ると

なんか安っぽくなりましたね。


でも、大真面目に考えてるんですよ、税理士のみなさんは。


このサービスを提供することで、顧問料に10万円ほど

上乗せしてお金を頂戴しようと考えています。



無理でしょ?


顧問先にとって、毎月10万円の値打ちがありますか?


財務諸表プラスアルファの帳票を作成する

計画と実績を比べてあげる


これだけのことじゃないですか。



定義そのものの見直し

いや

それ以前に、「顧客ニーズ」の見直しが必要だと思います。