携帯変えました。あ、ソフトバンクです。

ショップでの機種変更ではなく、オークションで白ロムを

買っての変更です。


今まで使っていた携帯ですが、2008年夏モデルです。

当時最新であったものを、2009年の3月に買いました。

まだ2年足らずですね。

ただ最近、自分の管理ミスで不調が多くなりました。


修理は時間がかかりそう。そもそも修理不可の可能性が

高い。

ショップで機種変更してしまおうかとも思いましたが、

今までのが買って2年足らずなので、残債がある(購入

代金の割賦支払がまだ終わっていない)。

そこで熟考した結果、「白ロム」を知りました。

オークションで携帯電話機を買い、それにデータを移して

しまえばよい。


恥ずかしながら、「白ロム」なる言葉を知ったのがつい

10日ほど前です。

白ロムについて調べていくと、「赤ロム」という言葉が

あることを知ります。

オークション等で買ったものが「まだ残債がある」ような

ものだと、残債の支払いが滞った際、ソフトバンクによって

利用できない状態にされることがある。

その「利用できない端末」を「赤ロム」といいます。


売主が残債を払うかどうかは、買った側にとっては

関係ないこと。それなのに利用できなくなるというのは

いささかおかしな話。調べていくと、実際、ソフトバンクを

相手にした訴訟も起きているとのことです。


さらに調べていくと、「残債があるうちは、その端末は

ソフトバンクに所有権がある」らしい。これ、常識のよう

でしたが私は知りませんでした。



話変わりますが、先日、ファイナンシャルプランナー講座

の受講生から、

「固定資産税の納税義務者は誰なんですか?住宅ローンを

組んで土地建物を購入した場合、完済までの間は金融機関

のものなのですか?」

っていう質問を受けました(メールで)。


正直、

「何をバカなこと聞くんだろう?」

と思いましたが、とりあえず「購入した人が納税義務者である」

旨の回答をしました。


ところがその方は納得できなかったようで、再び同じ質問を

寄越してきました。

私はちょっとカチンときて、

「もし完済まで所有権が移らないのであれば、分割払いで

買った商品は完済まで使用できないことになりますよ」

と回答に書きました(上席者によって削除されましたが)。



しかし今回の「赤ロム」の話。

所有権が完済までソフトバンクにあるというのはおかしいと

思いましたが、よくよく調べてみると

「割賦販売において、完済まで所有権を留保したり、

商品そのものを担保にしたりすることは一般的に行われて

いる」

とのこと。


このことを知っていれば、

「住宅ローンで家を買っても、すぐには家の所有者にならない

のでは?」

と思ったとしても無理はない。



知識そのものよりも…


バカげているように見える問いに、意外な深みがある


ということを学んだ出来事でした。