地球(テラ)の旅立ち 20 レムリアとイルカ | イッピーの独り言

イッピーの独り言

ボクの名前はイッピー。わんこのビション・フリーゼです。ボクが見たことや聞いたことを書きたいと思います。少し不思議なお話もたくさん出てくるかもしれないけど、みんなが気に入ってくれるといいな。

みんな元気ですかラブラブ

 

大分空いたけど前回の続きさグッド!

 

みんながまた楽しんで読んでくれると

 

うれしいさ!

 

ボクは’ワクーマ’と’つきの’の2頭のイルカと

 

すぐに友達になった。

 

初めにどうやって泳いでいいか迷っている

 

ボクに2頭はこう言った。

 

「ダメダメその格好のままじゃ。

 

早く僕たちと同じイルカになるんだよ

 

そうすると楽しく泳げるようになるから。」

 

彼らは僕が精霊でどんな形にでもなれる

 

ことを知っていた。

 

しかし言うほどは上手くいかない。

 

それもそのはず

 

ボクはイルカが細部に渡ってどのような

 

形になっているか

 

良く分からなかったから。

 

そこでつきのが僕にイルカの形のイメージを

 

ダイレクトに頭の中に送って来た。

 

ボクはその助けを借りる。

 

すると信じられないほど簡単に

 

イルカになることが出来た。

 

それを見てワクーマが手をたたいて

 

(いるように)よろこんでいる。

 

まるでこれから一緒にすごく楽しい事が

 

たくさん出来るねって言ってるみたい。

 

なんだか彼らはよそから転校してきた

 

新しい友達にそこの土地のやり方を

 

僕に教えているような気分らしい。

 

ボクといるか達のやり取りをラヒーリオも

 

笑って見ている。

 

彼はもうすでにこのような場面は

 

経験済みらしい。

 

ボクはその気分に素直に従う事にする。

 

なにせ海の中じゃなんてったって

 

彼らの方が大先輩。

 

それも数億年の歴史と経験の積み重ねの

 

違いがある。

 

それに彼らが持っている不思議な雰囲気。

 

どんな事でも遊びに変えてしまう楽しそうな

 

雰囲気は前に知りあった宇宙からきた友達と

 

すごく似ている。

 

ボクは知っている、

 

この遊び心でいっぱいの彼らは見た目と

 

違って知識や経験や、物事の本質を

 

見抜く力は本当にすごい。

 

想像を絶するほどするどいって事を。

 

だからボクは彼らの前では素直で

 

謙虚にならざるを得ない。

 

と言うより、彼らの雰囲気はボクの

 

気持ちにそれを構える事すら忘れさせる

 

ほど暖かくて心地よい物を持っている。

 

彼らは言葉ではないメッセージを

 

送っている。

 

「海にはいったら楽しむんだよ。

 

すべてを忘れて。

 

だってこれが本当の君のふるさと

 

君は今水の星につつまれているんだから」。

 

イルカになったボクはゆっくりと泳ぎ出す。

 

彼らの暖かさと圧倒的な海の心地よさに

 

つつまれる。

 

懐かしさとうれしさで急に胸が

 

ジーンとなる。

 

ボクが感じるこの感覚は初めてじゃない。

 

ボクはこの感覚を肌で知っていた。

 

遠い昔にレムリアで友達と何度も

 

遊んだこの感覚を。

 

水は清らかで冷たいけれど

 

心はその時にはとても暖かった

 

あの時のことを。

 

ボクは彼らと少し離れて泳ぐ。

 

だって・・・

 

涙を見られたくなかったから。

 

でも大丈夫

 

ボクは今海の中

 

この続きはいつかまたねグッド!

 

 

 

イッピーの独り言

イルカになって泳いでいる気分のボク。

姿が決まってるだろう。スイスイ~うお座