地球(テラ)の旅立ち 14 レムリアの別れの時 | イッピーの独り言

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ボクの名前はイッピー。わんこのビション・フリーゼです。ボクが見たことや聞いたことを書きたいと思います。少し不思議なお話もたくさん出てくるかもしれないけど、みんなが気に入ってくれるといいな。

みんな元気ですかドキドキ

 

物語の続きですグッド!

 

ではその最大の危機を招く可能性のある

 

技術とは何でしょうか。

 

それは核分裂ではありません。

 

それは・・・

 

彼らが最終的に完成した、

 

時空間移動手段でした。

 

時間や空間を瞬間移動する技術。

 

いわゆるタイムマシーンのことです。

 

皮肉な事にこの技術は

 

彼らの高度な精神性なしには

 

完成し得なかった技術でした。

 

この技術は非常に精神的な理論に

 

その技術的論拠を置きます。

 

その理論とは例えばエゴ(自己優先)と

 

他者優先の比較論でした。

 

簡単に言うと、エゴを優先する理論では

 

自分がいる地点をすべての出発点とします。

 

だから今と言う時点および地点から

 

どこどこの目的地へ行くと言う

 

考え方をとります。

 

この理論的根拠からは「飛行する」

 

ないし「移動する」あるいは

 

「到達する」が生まれます。

 

そのための技術が発展します。

 

しかし瞬間移動と言う技術は生まれません。

 

他者優先理論では、出発点を

 

自分のいる時点と地点に置きません。

 

まず目的地ありきなのです。

 

強いて言えば目的地の時間空間の環境を

 

出発点とします。

 

時空間の座標軸の中心を「こっち」から

 

「あっち」へ移動させてそれを技術に

 

応用することは実はそれほど難しい事

 

ではありませんでした。

 

つまりエゴではなく、他者を優先する

 

と言う、古くて新しい「他人の立場に

 

立って物を見る」と言う精神論です。

 

この精神論的な理論がこの技術を

 

完成させました。

 

それでもこの技術が最大級の危険を

 

はらむのです。

 

彼らはタイムパラドックスの危険性も

 

十分理解していました。

 

タイムパラドックスとは、過去の時点に

 

時間旅行者が痕跡を残すとそれが原因で、

 

それ以降の未来の歴史に変化が起きて

 

今の世界と違った世界が出来てしまう事。

 

それ以外にも時間空間移動は多くの

 

危険性をはらんでいました。

 

例えばこの技術が完成した初期の頃には、

 

過去や未来から富やめずらしい物質を

 

持ち込む者が多数出て来ました。

 

当然世界の「ワンネス」のバランスを

 

崩す物も多くありました。

 

特に細菌類や植物は大自然の生態系の

 

バランスを崩します。

 

特にバクテリアの類は植物の植生に

 

影響を及ぼしました。

 

今の「外来種」の問題と似ています。

 

動植物や細菌類はその時々の環境に

 

とてもうまくバランスをとるように、

 

そして進化の道筋をたどるように大自然は

 

大局的な配慮をしています。

 

やまと大陸文明もその微妙な自然の

 

バランスの上に成り立っていました。

 

しかし違う時空間から持ち込まれた

 

バクテリアの影響によりあのオリハルコン

 

の製造がほとんど出来なくなって

 

しまったのです。

 

すると人々はその巨大エネルギー源を、

 

自然の天然資源に求めるように

 

なってしまったのです。

 

いつか人々が聖地に眠る希少資源に

 

手を付けるようになることは

 

目に見えていました。

 

そうなるとこの大陸の文明のすべてが

 

崩壊することは火を見るより明らかでした。

 

それどころか地球全体に未曾有の

 

危機がやって来ます。

 

なぜなら人々がやまと大陸以外にその

 

資源を求めることは自然の成り行きでした。

 

自分の土地は傷つけない。

 

でも他人の土地なら許される・・・

 

のでしょうか。

 

その動きはすでに始まっており、

 

危険が間近にせまっていました。

 

大陸の周辺のあちこちで天変地異の

 

危機が頻発し、もうすぐアスカの

 

首都圏にまで迫ってきます。

 

彼らには残された時間はありませんでした。

 

この危機を食い止めるために最大の

 

努力がはらわれます。

 

国中から科学者や精神的指導者が

 

集められました。

 

祈りの時は昼夜分かたず続きます。

 

しかし間に合わないことは目に

 

見えていました。

 

それでも祈りは届き、天からの応えが

 

やって来ました。

 

それは望むものとは違う応えでした。

 

それでもそれは、天からの最善最良の応え。

 

最高評議会の指導者たちはその時に

 

皆が同時に悟りました。

 

自分たちは天が与えた完璧な仕組み

 

の中にいることを。

 

歴史がこうして生まれ滅びて行くことが、

 

すなわち必然であり

 

進化の一つの姿であることを。

 

さなぎが蝶になるために。

 

彼らは決意しました。

 

二度とこの過ちを繰り返さない事を。

 

そのためにこの文明の痕跡をすべて

 

消し去ることを。

 

彼らは完全に時空間移動の技術を

 

葬り去りわずかな持てるものを手に

 

準備を急ぎました。

 

同時にだれも犠牲者が出ないように

 

配慮しました。

 

すべての大和の住民を世界中に

 

逃がす手配をしました。

 

逃れる先で、願わくば新たな幸せな

 

世界を作ることを祈りつつ。

 

自分たちの存在の証を

 

他の土地に残しました。

 

沖縄の沖永良部島沖の海底遺跡、

 

石垣島の近く黒島沖の海底に眠る、

 

いまだ発見されていない当時の文字を

 

掘りこんだ巨大オリハルコン。

 

マチュピチュの隣のワイナピチュ山の

 

洞窟に眠る古代の知的財宝。

 

後世の日本に伝えた高度な数学。

 

そして・・・

 

エジプトに移したあのライオンの形

 

をしたスフィンクス。

 

獅子座の時代の記憶の暗号として

 

残されました。

 

ちなみにスフィンクスは他の場所から

 

来たことは一部で知られているが、どこから

 

来たのか現在も解明されてはいません。

 

同じ材質の石材は北アフリカには

 

ないのです。

 

またスフィンクスはピラミッドと

 

同じ時期に造られたものではなく

 

そのはるかに古い時代に造られたもの

 

であることも分かっています。

 

いつの日にか再び人類が精神的成長を

 

遂げた日のために遠い過去から

 

のギフトとして。

 

それらは人々の精神性が、満足の行く

 

レベルに進化を遂げた時にだけ

 

発見されるように設計され

 

スフィンクスの地下にいまだに

 

眠り続けているのです。

 

そして大陸が沈む前に人々は世界中に

 

散って行きました。

 

最高評議会の再会を約束して・・・

 

このお話はまだまだ続くよグッド!

 

 

イッピーの独り言

うーん、その財宝を是非ボクが探しに・・・

やっぱママにまずお弁当たのまなくちゃ!?