龍神 14 スサノオの謎 | イッピーの独り言

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ボクの名前はイッピー。わんこのビション・フリーゼです。ボクが見たことや聞いたことを書きたいと思います。少し不思議なお話もたくさん出てくるかもしれないけど、みんなが気に入ってくれるといいな。

みんな元気ですかドキドキ

 

植物と親しかった神々グッド!

 

オシリスとスサノオ・二ギハヤヒには

 

共通点があります。

 

ウィキペディアではオシリスは

 

エジプト神話によれば民に小麦の栽培法や

 

パンやワインの作り方を教えとあります。

 

つまりオシリスは冥界の神でもありますが

 

第一に農耕の神なのです。

 

スサノオ・二ギハヤヒも農耕の神でした。

 

同時に彼らは龍神でした。

 

稲作は雷とセットです。

 

雷が鳴り響くと稲がよく育ちます。

 

単に雨が降ると稲が育つということと別に、

 

雷のもつ特別なオゾンのような

 

プラズマ粒子と関係しています。

 

その稲妻をつれてくる龍神は

 

農耕の神様でした。

 

スサノオは雷神(いかずちのかみ)

 

と呼ばれていました。

 

高龗神(たかおかみのかみ)という

 

別名を持ちます。

 

二ギハヤヒは別雷(わけいかずちのかみ)

 

と呼ばれていました。

 

またの名を闇龗神(くらおかみのかみ)

 

と言います。

 

両者とも龍神という意味です。

 

スサノオ親子が祀られている下賀茂

 

上賀茂系の神社にはこの名前で

 

特別に祀られています。

 

親子でワンセットのような名前です。

 

彼らがお互いを信頼し一緒に日本統一

 

という大きな仕事を成し遂げた事を

 

なにより物語ります。

 

先にこのシシリーズで二ギハヤヒの事を

 

ご紹介しました。

 

その父親であるスサノオにも触れたい

 

と思います。

 

八坂神社の門前町を祇園といいます。

 

この祇園の「祇」はあの愛媛の大三島

 

大山祇神社の「つみ」と同じ文字です。

 

祇園にはスサノオと深いご縁があります。

 

そのスサノオは祇園では牛頭天王として

 

知られています。

 

と言うよりも牛頭天王とはスサノオの

 

代名詞なのです。

 

天王と名のつく日本の地名はスサノオ

 

ゆかりの地です。

 

東京の天王洲アイルのように。

 

天王の名前を持つ土地にはスサノオを

 

祀る神社が見られます。

 

天王神社のご祭神は例外なくスサノオです。

 

牛頭天王とはインドがその起源と言う説も

 

ありますが、実際ははるか遠くエジプトまで

 

さかのぼります。

 

この「インドが起源」と誤解されていた

 

ことが理由で明治維新の廃仏毀釈時に

 

牛頭天王は排斥されていました。

 

牛頭天王は仏教の神だと思われて

 

いたのです。

 

祇園祭りの山鉾巡行では古代のペルシャの

 

絵柄の山鉾がいまでも多く見られます。

 

 

イッピーの独り言

(不思議な図柄の山鉾)

 

 

中にはこのタペストリーが現在でも

 

イラン(古代ペルシャ)などに発注して

 

作られる事もあります。

 

旧約聖書に出てきますが、モーゼが

 

ユダヤの民を引き連れてエジプトを

 

脱出する際にエホバの神からきつく

 

叱られる場面が出てきます。

 

ユダヤの民が牛の偶像を崇拝して

 

いたからです。

 

その牛こそが実はバール神でした。

 

バール信仰は新旧キリスト教に取っては

 

受け入れられないものだったのです。

 

人と離れたところで神々(という異星人間)

 

の争いがあったのかもしれません。

 

このバールは「バール・ゼブル」

 

(崇高なるバール)として崇められて

 

いました。

 

 

イッピーの独り言

(シリアのパルミラにあるバアル神殿/ウィキペディア)

 

 

旧約聖書の著者たちによって

 

「バール・ゼブブ」(ハエ)と名前を

 

変えられ、転じて「ベルゼブブ」となり

 

ソロモンの72柱の魔神の一柱となった事は

 

あまり知られてはいません。

 

 

(ソロモンの72柱のイラスト)

 

 

話はそれますが、ここでも以前ご紹介した

 

銀河の歳差運動の周期及び太陽系の銀河を

 

一周する公転周期と関係する72

 

神秘数が出てきます。

 

地球は72年かけて自身の歳差運動の

 

角度で1度だけ首を振ります。

 

つまりこの数は偶然ではありません。

 

地球と宇宙の構造の知識を持っていた

 

なにものかが作ったストーリーの

 

可能性があるのです。

 

人と離れた神々の争いと解釈する

 

根拠の一つです。

 

バール神に関してはウィキペディアに

 

詳しい説明があります。

 

キリスト教では今でもベルゼブブが

 

最強の悪魔としてその名前を

 

言う事さえ忌み嫌われています。

 

少し昔の話ですが、リンダ・ブレアが

 

子役当時の映画「エクゾシスト」にも

 

この悪魔の名前は出てきました。

 

古代ペルシャ地方ではその名前は

 

尊崇の対象でした。

 

同じウィキペディアから引用します・・・

 

「バアル」はカナン地方で崇められていた

 

嵐と慈雨の神。

 

その名はセム語で「主」を意味する。

 

-中略–

 

アッカドの雷神アダドの前身でもある」

 

とあります。

 

これはそのままスサノオの形容詞と

 

同じです。

 

おまけにかの地でも「雷神」とまで

 

言われています。

 

スサノオは古代エジプトまでその起源が

 

つながっています。

 

ちなみに古代エジプトのヘブライ語では

 

聖なる牛の事を「コットイ」と

 

発音していました。

 

スサノオのお話は出雲の斐伊川の近くで

 

おろち族と戦ったところから始まります。

 

そのすぐ近くの山口県のJRの駅に

 

「特牛」と言う名前の駅があります。

 

この駅の名前の読み方は「コットイ」

 

といいます。

 

パソコンの文字変換でもこっといと

 

打ち込むと「特牛」の漢字が出てきます。

 

山口県の地元の人もなぜこれをコットイと

 

読むのか起源を知らないと言います。

 

偶然とは思えません。

 

続きはまたねグッド!

 

 

イッピーの独り言

牛の角を生やしした牛頭天王・スサノオ=バアル神?