みんな元気ですか
前回の続き
精霊は再び休憩をすすめた。
するとこの時を待っていたように
ワクーマとつきのの意識が
みんなの脳に飛び込んできた。
みんなは目の前のスカルの見せてくれる
映像に心を奪われてはいたが、
今回の遺跡探査で重要な役目を
はたしてくれたいるか達の事を
決して忘れていたわけではない。
みんなは気持ちの片隅でワクーマと
つきのはどうしているだろう。
もう一度遊びと笑いが大好きな
あの子たちに会いたいと
ずっと思っていた。
だから2頭の意識が飛びこんできた時
にはみんなが大歓迎。
意識の交歓を終えるとイルカたちは
こんな話しをしていくれた。
遠い昔海に消えて・・・
忘れ去られた文明の言い伝えが
このクリスタルスカルの
存在を暗示していました。
それは竜神の玉(ぎょく)というお話し。
昔から竜神と玉は切っても
切り離せない関係。
海に住んでいた竜神は、
時には海に激しい嵐をおこし
時には自分がすみかにしていた
場所を多くの人の目に触れないように
して守り続けて来ました。
それがこの沖縄の地。
竜神に守られた土地は生物学的にも
ほかの土地との交流が長い間
ほとんどなく固有の動物や
植物の種が守られてきました。
やんばるくいなやイリオモテ山猫、等々。
すべてはこの「玉」、すなわち
「地球の宝のスカル」を守るため。
沖縄は昔は「琉球」といいました。
それは「龍の球」という
隠された意味を持ちます。
「球」は宝の意味。
宝とはこのスカルのこと。
この場所に長く住む私たち
イルカの種族は実はその「龍」
の種族だったのです。
アスカの最高評議会は二重三重に
この秘密を守る仕掛けを作りました。
我々龍の種族自身もその仕掛けの
一つだったのです。
龍の種族とは竜神に仕える種族。
やまとたちはイルカの話しに
引き込まれて行った。
続きはまたね
龍の目をするボク。君にもあんな友達
出来るといいさ~、って、あれ・・・
沖縄弁に)