みんな元気ですか
僕はUFOの原理にとても興味を持った。
キャプテンは僕にこう言った・・・
地球の人間の意識のレベルの
進化が進めばもっと進んだ科学の
知識を手にする事が出きる。
意識のレベルの進化、それは
愛に生きることを意味する。
キャプテンが言うその愛の意味
について僕たちが知らないことが
あるような気がした。
愛という言葉はある意味
とてもあいまいだと思う。
宇宙から来た彼らが言う愛の意味と
地球の人間が使う愛の意味は
果たしておんなじだろうか。
たとえば日本人が使う愛
という意味とフランス人や
ラヒーリオが使う愛が
おんなじだろうか。
極端だけど、善人の愛と
悪人の愛とおんなじだろうか。
僕たちは「愛」と言うだけで
納得してしまう。
あまり深く意識することはない。
だからこそ、キャプテンが言う愛に
何か秘密がある気がする。
UFOの原理を教えてほしいと言っても
無理なのはわかっている。
だから僕はキャプテンにあるゲームを
仕掛けることにした。
僕は彼にこう聞いた・・・
「キャプテンの言う愛と僕たちの言う
愛とどこが違うんだろう」。
ところがこのトリックは
キャプテンには通用しなかった。
彼は即座にこう言った・・・
「イッピー、君が本当に知りたいのは
UFOの原理だよね」って。
僕はびっくりしてただ笑うしかなかった
「ははは」
でも彼は愛そのものでできている。
だから優しくこう言ってくれた。
「君がわかる範囲で教えてあげるよ」。
ここからキャプテンの説明。
僕たちの宇宙船には2つの機能がある。
ひとつは「飛行」すること。
もうひとつは「瞬間移動」すること。
飛行することは君たちのジェット機のように
たとえばセドナからパリまで飛ぶ。
これには反重力の理論を使う。
それは今の地球の科学でも
十分解明されている。
もうひとつの瞬間移動が
君たちには少し難しい。
ストレートに言うと
時間空間軸を移動させる。
これにより光よりはるかに早い速度で
移動することができる。
時間軸さえも移動できる。
というより時間と空間は
ある意味同じもの。
つまりわかりやすく言うと
自分は動かないで時間と空間を動かす。
ちっともわかりやすくない・・・
と僕は思った。
彼は言い方をさらに変えた。
エゴと愛のたとえを使おう。
エゴは自分が中心の時間空間軸。
愛は自分以外のもの
すべてが時間空間軸。
彼はさらに説明を加える。
たとえば君が白い紙の上に
ごく単純な円を描く。
そのことによって君は二つの世界
を描いたことになる。
ひとつは円の内部。
それは君を表す。
それが自己を中心とした時空間の見方。
もうひとつは・・・円の外側。
つまり円を書く事によって君は君以外の
君の外側のすべての世界も
同時に描いたことになる。
それが愛を中心にした時空間の見方。
これは他のどんな例をとっても
宇宙の真実なんだ。
たとえば君が鉛筆をもったとする。
するとその鉛筆の形は鉛筆を表す。
と同時に鉛筆以外のすべての宇宙の形を
鉛筆で表していることになる。
愛が宇宙のすべてを包む事の
本当の意味がこれなんだよ。
そのことを言い換えると
愛が君を形作っているんだ。
宇宙という愛がすべてを形作っているんだ。
君たちは自分が自分の姿を持っている
と思っているかもしれない。
しかし実は宇宙が君の姿を決めている。
宇宙が君の存在を許しているんだ。
僕たちの宇宙船の原理はこのことを
まず理解することから始まるんだ。
僕は思った・・・
これが「生かされている」
ということの意味でもあるんだ。
キャプテンはUFOの原理を教えると言った。
しかしそれは愛の意味を
教えてもらう事だった。
しかもそれだって・・・
僕たちに理解できる範囲でしかなかった。
なぜだかわからないけど
ひとりでに涙が出て来た。
ボクはいつから
泣き虫になったんだろう・・・
続きはまたね・・・
僕がUFOをわかる日が来るのだろうか・・・
んー