龍神 9 日本を統一した初代天皇 | イッピーの独り言

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ボクの名前はイッピー。わんこのビション・フリーゼです。ボクが見たことや聞いたことを書きたいと思います。少し不思議なお話もたくさん出てくるかもしれないけど、みんなが気に入ってくれるといいな。

みんな元気ですかドキドキ

 

古代天皇家グッド!

 

二ギハヤヒがスサノオと一緒に

 

中国九州四国を平定していたころ、

 

まだ今の大和の桜井市、

 

大神神社に都を定める前は

 

大歳(おおとし)という名前で

 

呼ばれていました。

 

前回ご紹介しました天皇家の

 

祖神であるという意味を持つ

 

御祖皇大神(みおやすめのおおかみ)

 

という神名が付いた

 

大歳御祖皇大神

 

(おおとしみおやすめのおおかみ)

 

という名を持つ神を主祭神とする

 

神社がいくつかあります。

 

静岡県七間町の別雷神社

 

(わけいかずちじんじゃ)

 

の社伝には応神天皇4年の創建で

 

古くは大歳御祖皇大神を祀り、

 

後に別雷神社と改称したとあります。

 

別雷神が二ギハヤヒだという

 

証拠でもあります。

 

そして・・・

 

久留米市大石町の伊勢天照御祖神社

 

の主祭神は天火明命

 

(あめのほあかりのみこと)です。

 

二ギハヤヒの長い名前の一部です。

 

つまり伊勢の天照皇大神の

 

御祖(みおや)の祭神が

 

二ギハヤヒだと言っているのです。

 

さらに・・・

 

丹後一宮籠(この)神社のご祭神も

 

彦火明命(ひこほあかりのみこと)

 

が主祭神であり相殿に天照大神及び

 

豊受大神がそれに従う形で

 

祀られています。

 

つまり主座は二ギハヤヒなのです。

 

大歳そのものを名前とする神社、

 

大歳神社は中国・九州・四国など

 

関西以西に多くありますが

 

兵庫県までです。

 

大阪にはいるとほとんど

 

なくなります。

 

大和にはいる前に大歳を

 

二ギハヤヒと改名したからだと思えます。

 

その大歳は香川県琴平宮に

 

宮殿を作りました。

 

愛媛県の大山祇神社

 

(おおやまづみじんじゃ)には

 

スサノオが拠点を構えました。

 

スサノオは武勇の神としても

 

崇められていました。

 

戦国の時代から明治大正に

 

いたるまでに多くの武具が奉納

 

されています。

 

現在も自衛隊の幹部は

 

大山祇神社を参拝します。

 

日本で最大の兜や甲冑等の数が

 

奉納されています。

 

国宝や重要文化財の数では日本で

 

最大数がおさめられています。

 

スサノオの武勇にあやかり

 

戦勝を祈願したのです。

 

スサノオが西に、二ギハヤヒが

 

東に拠点を置き瀬戸内海の

 

航路を見守りました。

 

彼らは外国との貿易を奨励し

 

日本を経済的にも豊かな国に

 

しようと計画しました。

 

ちなみに・・・

 

彼らの拠点は今では神社

 

になっていますが、当初は宮殿でした。

 

琴平宮の「宮」はそもそも

 

神社を表す宮ではなく

 

宮殿を表す「宮」でした。

 

それが後世「神社」

 

になった理由とは・・・

 

日本の黎明期の古代にそこに

 

居を構えた天上人がいたから

 

「神の社」(かみのやしろ)

 

と呼ばれるようになりました。

 

これを「素直」に解釈するとそこに

 

住んでいたのは人ではなく文字通り

 

「神」だった可能性があるのです。

 

記紀もその土地の言い伝えにならって

 

そのことを書いています。

 

「天孫降臨」とは史実を忠実に

 

表現しているのかもしれません。

 

天上人とは、空から来た人達

 

だった可能性があるのです。

 

同じ読みですが、「殿上人」

 

とは表記しません。

 

意味が違うのです。

 

日本人はその言葉に

 

慣れてしまっています。

 

そのことを素直に理解することを

 

止めてしまっている

 

かもしれないのです。

 

日本の古史故伝には彼らが空から

 

来た人たちであることを

 

示唆するものがあまりにも多いのです!

 

続きはまたね・・・グッド!

 

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天御降臨の図