みんな元気ですか
前回の続きだよ・・・
イルカは話を先に進める。
人は自由を求めて長いあいだ闘って来ました。
自由のためには時として自分の命さえも
かえりみない時があります。
その自己を犠牲にするという行動には
隠された秘密があるのです。
自由とはすべてから解き放たれることです。
自由を求める戦いとは本来人間が持っていた
能力を取り戻すためなのです。
潜在意識のより深いところで人は類として
みなつながっています。
人類は一つの種でありみんなが集まって
大きなひとつの生命体なのです。
動物やある種の昆虫は自己より種を優先します。
エゴより前に種の存続が優先するのです。
人の進化の先には種の優先が待っています。
人類は時として本来の能力(=自由）を取り戻すためには
自分が個としてたとえ犠牲になっても種を優先します。
その種に帰属する限り・・・再び命蘇る時
種のために犠牲になった魂はより尊い
お役目を果たすことができるのです。
そのお役目とは種の進化の先頭に立つことです。
みなさんはいま人類と言う種の進化の
先頭に立とうとしています。
みんなはその言葉の意味をかみしめた。
やまとはその意味することを理解すると感動に震え始めた。
その感動はひとりでにみんなに伝わる。
栞の目にはうっすらと光るものがあった。
イルカはみんなが理解しているかどうかを確認すると
先に進んだ。
話を少し戻します。
悟りとある種の能力は常に一緒です。
悟りとは・・・
小さな気付きの積み重ねの終着点ではありません。
悟りとは・・・
見えない物の真の姿が見えるようになることです。
それがたとえ宇宙の果てであろうと見たいものの
真の姿が見えるようになることです。
すべてが、文字通り、すべてが一瞬にして、
それを望むならば、分かると言う事なのです。
それはもはや心の動きではありません。
物理的な能力です。
物理的な能力であるが故にその時の
念のエネルギーは非常に強くなります。
物事を引き寄せたり物質化したり動かしたりが
簡単にできるようになります。
お分かりですね・・・
それは能力として「獲得」するものではありません。
それは地球上の様々な制約から解き放たれる
ことによってのみ発現可能な能力です。
「禅」は無我の境地を追求します。
ネイティブ・アメリカンのある部族のメディスンマンは
経絡に施す鍼の秘術を伝えています。
彼らはこの技術によりすべてのチャクラを
開放することが出来ます。
ヨガは本来の気脈を開放するために
ひたすら呼吸を整えます。
フラダンスは祈りの姿の中に自己の開放を求めます。
究極の「マーシャル・アーツ」も自己の開放を求めます。
すべてが制約から自己を開放することが目的なのです。
能力を獲得することが目的ではないのです。
「結果より経過が重要」という言葉の意味もここにあります。
やまと達はもうわかっていた。
自分たちがこれから外の世界に出てゆくことを。
それは進化の頂点に立つことではなく
進化の先頭に立つためだということが。
そして外に出ていくためには、今イルカの集合意識が
伝えていることが、必ずいつか必要になることを
続きはまたね・・・
（何物にもとらわれずあるがままの姿のボク・・・！）