地球(テラ)の旅立ち 生き方を選ぶ動物たち | イッピーの独り言

イッピーの独り言

ボクの名前はイッピー。わんこのビション・フリーゼです。ボクが見たことや聞いたことを書きたいと思います。少し不思議なお話もたくさん出てくるかもしれないけど、みんなが気に入ってくれるといいな。

みんな元気ですか音譜

 

続きだよ・・・グッド!

 

精霊ケチュアとクリスタルスカルの導きにより

 

僕たちのビジョンの旅はさらに続く。

 

人間は植物との絆をさらに深めて行った。

 

少し話を後戻りさせよう。

 

植物との共生が進むと地球は緑の星に変容した。

 

つまり地球上には森がすごく増えたんだ。

 

砂漠もたくさん緑の森に変わった。

 

熱帯がなくなったわけじゃないけど、乾いた熱帯地方にも

 

適した植物が繁殖するようになったんだ。

 

このため世界中で絶滅しそうだった

 

いろんな鳥や動物たちが戻って来た。

 

人間はこのころ動物たちとも会話が出来るようになっていた。

 

動物の精神性も人間に合わせて上がっていた。

 

特に人間とともに生きることを選んだ動物には

 

顕著に進化が見られた。

 

多くの犬や猫が生まれ変わってもとの飼い主と

 

再会していることが分かった。

 

かれらも目的を持ってこの世に誕生していたんだ。

 

飼い主さんと一緒にいることでそれを果たすために。

 

ボクは友達のアメリカパンサー「踊る雨」を探した。

 

「踊る雨」は今は何度かのうまれかわりの果てに

 

最愛の妻だった「新月」の生まれ変わりのパンサーと

 

再び幸せにくらしていた。

 

フロリダのエバーグレイズで再びリーダーとして。

 

さらにあの鼻に星のマークがある仔馬を僕は探した。

 

その仔馬のお話をしよう・・・

 

その子は3才。

 

競走馬として生まれたサラブレッド。

 

鼻先に白い星のマークがついてるつやのある栗毛。

 

幼い時にお母さんから離れて競走馬として

 

生きていくために育てられた。

 

その血筋のために将来もよい成績を残すことを

 

すごく期待されていた。

 

そのため厩舎ではいろんな人たちがとても大事にしてくれた。

 

その子の事を特別に注目していた競馬レポーターがいたんだ。

 

その人は仔馬が生まれてすぐにとても仲よしになった。

 

その人はいつもその子にはなしかけた。

 

その仔馬は澄んだ目をしていた。

 

そして多くの表情を持っていた。

 

楽しそうな目、悲しそうな目、おなかがすいた時の目。

 

遊びたいときの目、人に甘えたい時の目。

 

その人は仔馬のそんな表情をよく理解していた。

 

仔馬も自分の事をわかってくれるその人が大好きだった。

 

仲よしの合図に相手のおなかに鼻先をこすりつける。

 

でもある日その時がやって来た。

 

訓練のためにその子はアメリカに連れて行かれた。

 

お別れだった。

 

そして時が過ぎた・・・

 

そのあいだもその人は仔馬の事を時々思い出ていした。

 

いまごろどうしてるかなって。

 

3年たったある日その人はアメリカに競馬の取材に行くことになった。

 

どうしてもその子に会いたくなって取材の予定に

 

はいっていなかったオレゴン州の厩舎を訪れた。

 

3年も経ったら馬は人の事を忘れるだろうなっ、て思いながら。

 

仔馬は立派な競走馬に育っていた。

 

最初目があったときは誰だかわからないようだった。

 

その人は「あー、やっぱり忘れているのね」

 

とあきらめかけたんだ。

 

でも次の瞬間その子は信じられないといった表情で

 

その人を戸惑いながら見ていた。

 

でもちゃんとわかったんだ。

 

じっと自分をみている人が大好きだった人だってこと。

 

その子は肩を震わせるように近寄って来た。

 

そして白い星のマークがついた鼻先を

 

その人のおなかにこすりつけたんだ。

 

昔と同じように・・・

 

馬も人間とともに生きることを選択した犬や猫と同じ

 

もうひとつの種族なんだ。

 

あの仔馬の生まれ変わりは今はアメリカの牧場で

 

幸せに暮らしていた。

 

ボクにはほかに気になっている動物がいた。

 

ボクの知り合いの犬の中で虐待を受けていたり、

 

かわいそうな結末を迎えた犬たちがいた。

 

その子たちがどうなっているかをどうしても知りたかった。

 

神様はその子たちの事もちゃんと考えていてくれていた。

 

このとき分かったのはその子たちは

 

みんな自分からその人生を選んでいたということ。

 

人間に身を持って愛と思いやりを伝えるために。

 

彼らはつらい人生を一生懸命に生きた。

 

それをボクは知っている。

 

でも彼らはみんなが天国でご褒美をもらって生まれ変わっていた。

 

とてもやさしい飼い主さんや里親さんと、

 

今度は強い絆で結ばれて。

 

毎日たくさん家族とお話をしながら。

 

ボクは心からよかったと思った。

 

ジュンやラヒーリオに見られたくなかった。

 

でも涙がどうしても止まらなかった。

 

そして・・・

 

このころ人間の脳にある変化が起きていた。

 

そのことがまた地球に変革をもたらした。

 

続きはまたね・・・グッド!

 

 

イッピーの独り言

(僕の友達がみんな幸せでホントによかった・・・しみじみー(*^_^*))