誰も知らないレムリアの最後 | イッピーの独り言

イッピーの独り言

ボクの名前はイッピー。わんこのビション・フリーゼです。ボクが見たことや聞いたことを書きたいと思います。少し不思議なお話もたくさん出てくるかもしれないけど、みんなが気に入ってくれるといいな。

みんな元気ですかドキドキ

 

4連休の終わりの日に・・・グッド!

 

このお話もボクのヒーリング・ファンタジー小説の一部です。

 

季節限定編集再掲載です。

 

さて・・・

 

ボクは過去や未来を自由に

 

気の向くままに行き来できます。

 

ある時、ボクはレムリアの最後の日を偶然に

 

見てしまったんです。

 

その時の事はもう忘れることが出来ません。

 

それにこのことは未来の地球のためにも是非

 

伝えておきたいと思ったからここに書き残すことにしました。

 

さて・・・

 

レムリアの科学者は当時地球最大の危機を招く

 

可能性のある技術を開発していました。

 

その技術とはいったい・・・

 

それは核分裂ではありません。

 

それは、彼らが最終的に完成した、時空間移動手段でした。

 

時間や空間を瞬間移動する技術。

 

いわゆるタイムマシーンのことです。

 

皮肉な事にこの技術は、彼らの高度な

 

精神性なしには完成し得なかった技術でした。

 

この技術は非常に精神的な理論にその技術的論拠を置きます。

 

その理論とは例えばエゴ(自己優先)と他者優先の比較論でした。

 

簡単に言うと、エゴを優先する理論では

 

自分がいる地点をすべての出発点とします。

 

だから今と言う時点および地点から

 

どこどこの目的地へ行くと言う考え方をとります。

 

この理論的根拠からは「飛行する」ないし「移動する」

 

あるいは「到達する」が生まれます。

 

そのための技術が発展します。

 

しかし瞬間移動と言う技術は生まれません。

 

他者優先理論では、出発点を

 

自分のいる時点と地点に置きません。

 

まず目的地ありきなのです。

 

強いて言えば目的地の時間空間の環境を出発点とします。

 

時空間の座標軸の中心を「こっち」から「あっち」へ

 

移動させてそれを技術に応用することは

 

実はそれほど難しい事ではありませんでした。

 

つまりエゴではなく、他者を優先すると言う、

 

古くて新しい「他人の立場に立って物を見る」と言う精神論です。

 

この精神論的な理論がこの技術を完成させました。

 

それでもこの技術が最大級の危険をはらむのです。

 

彼らはタイムパラドックスの危険性も十分理解していました。

 

タイムパラドックスとは・・・

 

過去の時点に時間旅行者が痕跡を残すと

 

それが原因で、それ以降の未来の歴史に変化が起きて、

 

今の世界と違った世界が出来てしまう事。

 

それ以外にも時間空間移動は多くの危険性をはらんでいました。

 

例えばこの技術が完成した初期の頃には、過去や未来から

 

富やめずらしい物質を持ち込む者が多数出て来ました。

 

当然世界の「ワンネス」のバランスを崩す物も多くありました。

 

特に細菌類や植物は大自然の生態系のバランスを崩します。

 

特にバクテリアの類は植物の植生に影響を及ぼしました。

 

今の「外来種」の問題と似ています。

 

動植物や細菌類はその時々の環境にとてもうまく

 

バランスをとるように、そして進化の道筋をたどるように

 

大自然は大局的な配慮をしています。やまと大陸文明も

 

その微妙な自然のバランスの上に成り立っていました。

 

しかし違う時空間から持ち込まれたバクテリアの影響により

 

レムリアのエネルギー源の製造がほとんど

 

出来なくなってしまったのです。

 

そのエネルギー源は代々世襲した神官たちの特殊な

 

瞑想の技術により生み出されていました。

 

オリハルコンと呼ばれるピラミッドのキャップストーンも

 

この技術により作られていました。

 

オリハルコンは鉱石ですが瞑想に導かれて

 

成長するという不思議な結晶の鉱石でした。

 

それが異次元空間からのバクテリアの影響で

 

出来なくなってしまったのです。

 

それらのバクテリアはあまりにも瞑想の振動数と

 

波動が違っていたのです。

 

すると人々はその巨大エネルギー源を、自然の天然資源に

 

求めるようになってしまったのです。

 

いつか人々が聖地に眠る希少資源に手を付けるように

 

なることは目に見えていました。

 

そうなるとこのレムリア大陸の文明のすべてが

 

崩壊することは予測できました。

 

それどころか地球全体に未曾有の危機がやって来ます。

 

なぜなら人々がレムリア大陸以外にその資源を求めることは

 

自然の成り行きでした。

 

自分の土地は傷つけたくない。

 

でも他人の土地なら許される・・・のでしょうか。

 

その動きはすでに始まっており、危険が間近にせまっていました。

 

大陸の周辺のあちこちで天変地異の危機が頻発し、

 

もうすぐレムリアの首都アスカにまで迫ってきます。

 

(当時レムリアはいくつかの衛星都市を持っていました。

 

ナスカ、アラスカ、カムチャツカ、横須賀、明日香、など・・・)

 

彼らには残された時間はありませんでした。

 

この危機を食い止めるために最大の努力がはらわれます。

 

国中から科学者や精神的指導者が集められました。

 

祈りの時は昼夜分かたず続きます。

 

しかし間に合わないことは目に見えていました。

 

それでも祈りは届き、天からの応えがやって来ました。

 

それは望むものとは違う応えでした。

 

それでもそれは、天からの最善最良の応え。

 

最高評議会の指導者たちはその時に皆が同時に悟りました。

 

自分たちは天が与えた完璧な仕組みの中にいることを。

 

歴史がこうして生まれ滅びて行くことが、すなわち必然であり

 

進化の一つの姿であることを。

 

さなぎが蝶になるために。

 

彼らは決意しました。

 

二度とこの過ちを繰り返さない事を。

 

そのためにこの文明の痕跡をすべて消し去ることを。

 

彼らは完全に時空間移動の技術を葬り去り

 

わずかな持てるものを手に旅の準備を急ぎました。

 

同時にだれも犠牲者が出ないように配慮しました。

 

すべてのやまとレムリアの民を世界中に逃がす手配をしました。

 

逃れる先で、願わくば新たな幸せな世界を作ることを祈りつつ。

 

自分たちの存在の証を他の土地に残しました。

 

沖縄の沖永良部島沖の海底遺跡、

 

石垣島の近く黒島沖の海底に眠る、いまだ発見されていない

 

当時の文字を掘りこんだ巨大オリハルコン。

 

マチュピチュの隣のワイナピチュ山の洞窟に眠る

 

水晶どくろに隠した古代の知的財宝。

 

後世の日本に伝えた高度な数学。

 

ちなみに・・・

 

奈良時代にはすでに、今でも難解と言われる

 

10桁の魔法陣が日本では完成していました。

 

百人一首の歌集の附番がそれです・・・

 

そして・・・

 

エジプトに移したあのライオンの形をしたスフィンクス。

 

獅子座の時代の記憶の暗号として残されました。

 

ちなみにスフィンクスは他の場所から来たことは

 

一部で知られていますが、どこから来たのか現在も

 

解明されてはいません。

 

同じ材質の石材は北アフリカにはないのです。

 

またスフィンクスはピラミッドと同じ時期に

 

造られたものではなくそれよりはるかに古い時代に

 

造られたものであることが分かっています。

 

いつの日にか再び人類が精神的成長を

 

遂げた日のために遠い過去からのギフトとして。

 

それらは人々の精神性が、満足の行くレベルに

 

進化を遂げた時にだけ発見されるように設計され

 

スフィンクスの地下にいまだに眠り続けています。

 

大陸が沈む前に人々は世界中に散って行きました。

 

最高評議会の再会を約束して・・・グッド!

 

 

イッピーの独り言

(うーん・・・その財宝を是非ボクが探しに・・・

やっぱママに・・・まずお弁当たのまなくちゃ!?

タコさんウインナとか入れてもらってさ!)