龍神 5 進化と種のバランス | イッピーの独り言

イッピーの独り言

ボクの名前はイッピー。わんこのビション・フリーゼです。ボクが見たことや聞いたことを書きたいと思います。少し不思議なお話もたくさん出てくるかもしれないけど、みんなが気に入ってくれるといいな。

みんな元気ですかドキドキ

 

進化するということ・・・グッド!

 

人は地球上で進化の頂点に立つと言われます。

 

本当にそうでしょうか。

 

例えば人が動物よりも進化の上にいるとします。

 

もしそうだとすると動物は植物より上位に位置する事になります。

 

しかし森に住む大型小型の動物や鳥などの動物、それに昆虫なども

 

どこから見ても植物の繁栄のために賢明に働いています。

 

彼らは植物を食べます。

 

しかし実際には植物に食べさせてもらっていると言った方が

 

より正確かもしれません。

 

人間もそうですが・・・

 

そして植物に食べさせてもらっている以上に動物は植物の繁栄に

 

貢献しています。鳥や動物は植物の種を運び昆虫は受粉を

 

受け持っています。彼らの死骸は土になったり直接植物の栄養に

 

なり植物に貢献します。さらには動物の寿命は森の木々より

 

はるかに短いのです。森が無くなると動物の命はすぐに絶えます。

 

その逆のケース・・・動物が増えすぎて森がなくなる事は

 

自然界ではまずありません。

 

動物の命は植物の存在と恩恵の上に成り立っています。

 

さらに動物の進化の歴史は植物とは比べようもないほど短いのです。

 

植物は数億年をかけて現在のシステムを作り上げています。

 

アメリカの国立公園では極端な乾燥のために毎年大きな

 

山火事が起こります。

 

広範囲に森が焼けてしまいます。

 

植物はこの山火事も織り込んで生きています。

 

国立公園を守るパークレンジャーは50年ほど前までは

 

山火事が起きるたびに必死に消火活動をしました。

 

今でも近隣の民家に飛び火するようなことがないように

 

影響を最小限に食い止めようとはします。

 

しかし・・・

 

パーク・レンジャーは山火事そのものを今では消そうとはしません。

 

なぜなら、もし山火事を消してしまうとその森の動植物の生態系が

 

大きく狂ってしまう事が明らかになったからです。

 

生態系は一度狂ってしまうと元には戻れません。

 

一度絶滅した動物や植物は2度と生き還らないからです。

 

つい最近もミツバチの減少が大問題になっています。

 

その前はカエルが世界中で大きく減少していることが問題に

 

されました。一つの種の絶滅は他の種へすぐに影響します。

 

ミツバチがいなくなるとあらゆる種類の花の受粉が出来なくなります。

 

野菜類や果物が採れなくなり、やがて絶滅します。アメリカの

 

国立公園の森では今は山火事になっても消火活動はしません。

 

なぜなら植物は毎年乾燥の季節になると大きな山火事が起きる

 

事を知っています。そのことに対抗する知恵を身につけました。

 

数億年かけて身につけた生きるためのシステムです。

 

火事になった後でも森の緑は数か月でひとりでに復活します。

 

アメリカ松は山火事の炎の熱を受けて初めて松ボックリがカサを

 

開き種を風に飛ばすことが出来ます。炎の熱を受けてこそ

 

子孫を残すシステムが出来上がっているのです。

 

前回ご紹介した「奇跡のリンゴ」の木村さんも人が手を加えて

 

農薬をまいたリンゴは腐りやすく栄養も自然に出来たものとは

 

全く違うと言っています。人の心の乱れは人工の食物を摂る

 

ことによる栄養バランスの乱れから来ると警鐘を鳴らしています。

 

人はまだ大自然の共生のシステムをよく知りません。

 

なぜならいまだに農薬を使っています。

 

農薬を使った農作物が人体にどのような影響を与えるのかすら

 

分かっていないのに・・・。

 

さらには遺伝子組み換え食品は間違ったシステムをさらに

 

上塗りしているという可能性すらあるのです。

 

人間は本当に進化の頂点にいるのかどうか

 

非常に疑問なのです。

 

少なくとも宇宙のバランスと調和と言う観点では否定的です。

 

植物の叡智についておどろくべき実験があります・・・

 

続きはまたね・・・グッド!

 

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(ボク・・・よーく考えてみるよ・・・目