松雲亭でのお茶会参加


松戸市の戸定館にある松雲亭でのお茶会に参加してきました。

戸定邸は、水戸徳川家最後の藩主昭武(慶喜の弟)の屋敷跡になります。


表千家の1席だけでしたが、とてもよい時間をすごすことができました。


お点前さんは、お薄を立てるときの茶筅や手先の捌きが滑らかで綺麗でした。


春を題材にお道具組されていて庭先の桜(河津桜?)と相まって、麗らかなひとときになりました。


目に止まったのは、而妙斎の掛け物の下にあった中村翠嵐作の紺青交趾という花入の濃い青と生けてあった花とのコントラスト。


利昇作の金門橋の香合…サンフランシスコ支部の50周年記念品ということは、何かご縁があったからでしょうか。

待合の掛け物の内容から、席主がサンフランシスコにいらした事があるのかもしれません。


それと茶杓は、惺斎自作の玉すだれというものでしたが、御所の桜の木から作られたというもので、節もなくすんなりとしている中に景色もあって触ってみたいなぁと思いました。


水指も遠目から見る印象だけだったけれどきらきらしていて綺麗でした。


お茶碗もどれも素敵でしたが、次客用の花三島の色が薄いベージュの優しい色で春にぴったり。三島茶碗というとグレーしか知らなかった私は、あのようなふんわりとした色合いに感激しました。


そして、四客に出された半立体的で高台の代わりに四足の付いた獅子茶碗が話題をさらいました。遊び心があり、座が大いに盛り上がりました。


実は偶然前日にその女性作家と思しき作品をSNSで見て驚いていたところだったので実際に目にすることができて嬉しかったです。


お菓子も上野のうさぎやさんのもので、さらに春爛漫。


急な天候の変化で御準備、水屋もご心配だったことととお察ししますが、眼福口福のひとときを味わわせていただきました。


少し風が強い日でしたが、駅に向かってのんびりと歩き、地元の和菓子屋さんに寄って帰りました。