東北大震災、そしてその前の淡路大震災。
わたしの人生にインパクトを与えた
トップ2の経験です。
で、全然関係ないようですが、先日
谷口マスターコーチのSkypeコーチングを
見学(正確には聞学ですね)させていただくという
貴重な経験をしました。
コーチングはもう 「さすが」 のひと言。
奥様でナビゲーター役の恭子さんが
「質問はありませんか?」 とお誘いくださいましたが
圧巻されてそれどころではありませんでした。
いやほんま、谷口コーチすごいんだって!
で、その会話の中で
「鳥の目」 という言葉が出てきました。
どういうことかというと、
現状を自分の立っている位置からではなく
空を飛ぶ鳥のように
ずっと高い位置から見たらどうなる?ということ。
俯瞰(ふかん)です。
視点の転換、とも言えるかもしれません。
そんな折、昨日リブログさせていただいた
kazuさんほか、
震災のことについて書かれているブログを
いくつか拝見しました。
それで、今朝ふと思ったのです。
コーチングでは
「5年後、どんなことをしていたいですか?」
「やらなかったら、死ぬとき後悔することは何ですか?」
などといった質問をして
クライアントさんの視点の転換を誘います。
今まで明日のこと、来月のことを考えていたのが
そういう質問をされると
もっと長いスパンで考えた時はどうか、
という視点が生まれてくるのです。
そうすると、3年後5年後にどこへ行くべきかとか
結局自分はどう生きて行きたいかとか
ゴール、つまり 「自分にとって大切なもの」 が
より明確になってきたりします。
目先の小さなことでイライラしていたのが
5年後、10年後、死ぬときに達成していたいことに
フォーカスが向くと
どうでもいいことなのだと気づいたり
実はこれが必要な経験なのだと思えてきたり
発想が転換されます。
わたしたちに大きな衝撃を与えた震災は、
この質問のように
わたしたちの視点の転換を促さなかったでしょうか。
当たり前に自分を取り囲んでいた日常が
いきなり奪われたとき、
わたしたちは、ショックを受けました。
悲しみました。
考えました。
そして、自分が生きるうえで
本当に大切なことを
考え始めなかったでしょうか?
震災をきっかけに、あなたは
今までの生き方、これからの行き方を
ずっと空高くを舞う天使の目から
見るようになったのではないでしょうか?
わたしには、そんなふうに思えます。
あなたがビジネスをするのは
どうしてでしょうか。
天使の目で見ると、どうですか?
ちなみにさすがのマスターコーチ
谷口さんのブログは こちらです。