スパイシーな食事の利点とリスク | 漢方ビューティ・セラピスト 松永 由美子 

漢方ビューティ・セラピスト 松永 由美子 

陰陽五行・中国茶・漢方
ル・サロン・シャンホア主宰

先週末は中間試験前で気分が煮詰まった?息子のリクエストにより、

 

ご近所のインディアン・レストランでランチをしました。

 

 

 

なんだかやる気がわかない時

 

気持ちが鬱々としている時

 

湿気がこもってからだが重い時など

 

むしょうに辛いモノが食べたくなる時がありませんか?🔥

 

 

 

唐辛子をはじめスパイス類、ネギなどの辛い味には

 

滞った気を即座に巡らせ、血流を促す効果、

 

そしてからだを温め汗で水分を飛ばす、発散の効果もあります。

 

辛いモノを食べると、気持ちがすっきりしてやる気が起きたり、

 

元気になったような気がしたり

 

重いからだが軽くなったような感じがするのは、こういうワケなんですね😊

 

 

 

辛い味自体に体力を補う効果があるかと言えば、

 

どちらかと言うとその逆です。

 

運動や入浴と同じように、発散によって気は消耗するので

 

激辛料理を毎日のように食べるなど過度に偏ると

 

体力を消耗して疲れてしまいます。

 

ただカレーライスをはじめ辛いお料理は

 

ほとんどの場合、お肉やご飯と言った補う食材との組み合わせなので

 

全体的には、元気を補ってくれると言えるでしょう。

 

 

 

ただし辛い味にあまりに偏り、補うことを怠ると、

 

体内の水分が発散されすぎて、血の源である潤い成分が不足し

 

「隂虚」「血虚」気味になる可能性はあります。

 

血虚による不調は、

 

不眠、こむら返り、精神的なイライラ、不安感など

 

多岐に渡ります。

 

 

 

特に40代、50代以降の女性にとって

 

肉体的にも精神的にも、血の源である「潤い」はとても大切。

 

潤い不足から血が不足する「血虚」に陥ることが、

 

ホットフラッシュや精神的な不安感などの

 

いわゆる更年期症状の原因にもなります。

 

 

 

じゃあ、水をたくさん飲んで

 

水分をただ補えば良いのかと言うと

 

残念ながらそう簡単にもいきません。

 

激辛料理など刺激物や冷たい水分の摂りすぎは胃腸を傷めますから

 

結果、水分代謝も妨げられて、摂取した水は血の源になると言うより

 

からだの中に余分な水たまりを作ってしまう結果にもなり兼ねません。

 

 

 

結局、あらゆる意味で「バランスが大切」の一言に尽きてしまうのですが💦

 

基本的には、よく噛み、暴飲暴食を避けて胃腸を大事にした上で、

 

穀類やイモ類、豆類、甘味の野菜、魚肉類など

 

気血を「補う」食事をベースに、

 

スパイスや香りの良い食材などで気血水を「巡らせる」

 

要素を加える、と言うような食事が理想的ですね💓

 

 

 

これから湿度が増して空気がジメジメしてくると

 

からだの中も水の巡りが悪くなり

 

ドロドロ、またはサラサラした水たまりが

 

からだのあちこちに偏在する「水滞」に偏りやすくなります。

 

水滞と言えば、むくみ、冷え、重だるさ、吐き気、頭痛などがキーワードです。

 

日本は湿度が高い上に、水分代謝があまり良くない人が多く

 

特に「隂」の女性にとって

 

この「水滞」とはなかなか縁が切れないのではないでしょうか。

 

 

 

発散効果、巡らせる効果の高いスパイシーなお料理は

 

水滞の解消にも活躍してくれますから、是非上手に使いたいですね😊

 

辛いモノだけではなく、イモ類や豆類など、

 

水巡りを良くする食材が辛いモノ以外にもたくさんあります。

 

 

 

憂鬱なジメジメをからだから追い出して、

 

雨の日もすっきり元気に過ごしたいものですね☔️

 

 

 

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