先日、情報番組を見ていて「若づくり」と言う言葉を久々に聞きました。
思えば私の母の世代には、ヘアスタイルも含めた見た目で
ミスかミセスかをある程度判別できたし
一定の年頃になれば、頭全体にパーマをかけた
そう、サザエさんのような
主婦らしい、あるいはマダムっぽい
ヘアスタイルにするのが一般的でした。
ただしサザエさんの設定年齢は24歳らしく😅
年齢と言うより、主婦らしく見せるためのヘアスタイルだったのかな。
現代は40代、50代、60代と
あらゆる年齢の女性のためのファッション誌が本屋に並び
魅力的な大人女性のための情報も豊富だし
独身か既婚かを外見で判断されるようなこともない。
アラフォーやアラフィフの女性でも、
若い人のファションを上手に取り入れて、
かつその人に似合っていれば
若づくりだなんて非難されずにおしゃれ上手だと褒められ
「大人かわいい」と言う便利な形容詞が生まれ
ある意味、堂々と若づくりができる
恵まれた環境にあるのかもしれない。
一方でかつての「おばちゃんファッションに関する一般常識」
みたいなものが取り払われてしまった分
ファッション情報の使い方は本人に任せられてしまう訳で
だからこそ、難しい面もあると思う。
周りの人は心の中で思っても「あなたイタいわよ」
とか、「おばさん臭いわよ」なんて、よほど親密な仲でないと言ってくれないので
自分を客観的に見るスキルも必要。
鏡の中に見えるのは、20年前の自分の姿だと聞いたことがあります。
心は永遠の35歳 笑 でも、
実年齢に伴って見た目も徐々にシニアに近づいていく😓
このギャップをどう調整するか、それが課題🌹ですね。
個人的に年を重ねていく上でファッション以上に気になるのが
外見と中身とのギャップです。
年を重ねれば誰でも、それなりに大人に見える。
経験を重ねただけで人格者になれる訳ではないし
パーフェクトな人間になる必要もないけれど
自分にも他人に対しても
重ねた年の分だけ、ふところは深く、心は広くなっていくような
そんな年の重ね方をしていきたいと私は思います。