長沙のご紹介 | 桜にほんご学校 日本語教師募集

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本日も最近桜がオープンした地域を紹介します。場所は「長沙」です。

中国の方に「長沙」のイメージを聞くとだいたい2種類の回答が返ってきます。「毛沢東のふるさと」と「食べ物が辛い」です。うーん、なかなかイメージしにくいのですが、まずは場所から見てみましょう。

長沙は上海と成都のだいたい中間に位置しています。空港があり、また列車も通っているので、移動が便利なところです。また、市の中心には地下鉄も通っており、観光名所への行き来も便利です。



「毛爷爷(毛おじいちゃん)のふるさと」
中国の歴史的な人物、毛沢東の出身地は「長沙」の近くの「湘潭」というところです。彼は長沙の湖南第一師範学院で学び、長沙を活動の拠点としていました。そのため、長沙の至るところに毛沢東を記念する建物があります。

「橘子洲公園」
例えば、この「橘子洲公園」には毛沢東の像があります。
我々が教科書で見ている毛沢東と少し違いますね。若かりし頃の毛沢東をモデルにしています。「橘子洲公園」は湖南省で有名な「湘江」に浮かんでいる島です。島の上にはミカンや柚子の木がたくさん植えられていて、果実が実る季節になると島中に柑橘系の匂いが広がります。

「爱晚亭」
ここは毛沢東が詩を詠んだと言われている建物で、「岳麓山」という山の中にあります。この山自体とても有名で、秋は紅葉が綺麗です。また地元の長沙人に親しまれ、朝晩のウォーキングにも使われている場所です。

次は毛沢東と関係のない名所も見てみましょう。
「马王堆汉墓」
ここは紀元前2世紀に作られた墓で、ここで掘り起こされた女性の遺体がとても有名です。通常遺体は骨だけが残っていたり、またはミイラと化しているのですが、この女性の遺体は掘り出されたときは、死後直後の状態だったそうです。2000年の時を超えて、死後直後の状態を保ってきたことが奇跡と呼ばれ、当時は世界中から注目を集めたそうです。
現在は博物館の改築中で、中に入れないかもしれませんが、再び開館をした時には、一度見てみる価値があると思います。


「开福寺」
ここは長沙桜の生徒さんに勧められたお寺です。決して大きいお寺ではないし、中も豪華ではありません。しかし、927年に建てられたとても歴史があるお寺です。このお寺の特徴は面白いおみくじがあるところです。このお寺に500体以上の銅像がおさめてある部屋があり、その銅像を自分の年齢の数だけ、上下左右に像を数えて行きます。止まったところの像の番号が自分のおみくじになるというもので、機会がありましたら、ぜひ引いてみてください。


次は長沙にある桜にほんご学校の周りを見てみましょう。
上海や北京と比べると、長沙の生活は確かに大都市ほど便利ではありません。しかし、長沙桜の周りはとても便利です。まず長沙桜の校舎の隣のビルに「平和堂」があります。平和堂は日本の企業で、1998年から長沙に進出しています。この中にあるスーパーは日本の食品や日本で使い慣れているものも売られているので、初めて中国で生活をする先生でも、日常品の買い物には困りません。


また、もう一つの隣のビルには「大米先生」というレストランが入っています。
ここは日本人の先生にも人気なレストランなのですが、下の写真のようにいろいろな料理から自分の好きな料理を選んで食べることができます。そのため、同じレストランでも毎日違うものが食べられますし、また辛い料理が多い長沙でも辛くないものを選ぶことができます。


長沙人の気質かもしれませんが、長沙の生徒さんは礼儀正しくて、一生懸命日本語を勉強する方が多いです。また、アニメや漫画が好きだから日本語を勉強する桜の生徒さんが多い中、留学や日系企業での仕事を目指している生徒さんが多いのも長沙桜の特徴です。長沙の生徒さんは日本語や日本の文化を教えてくれる先生をとても必要としています。そんな可愛い長沙の生徒さんに会いに来ませんか。