福州のご紹介 | 桜にほんご学校 日本語教師募集

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本日は「福州」をご紹介したいと思います。
実際に福州で勤務をしている先生に書いていただきました。

紹介文の前に、まず一緒に福州の場所を確認しておきましょう。

福州は上海と広州の真ん中ぐらいのところに位置しています。
福建省の省都であり、上海や広州からの交通がとても便利なところです。

では、福州の先生に紹介をしていただきましょう。
ぜひ「最後に」まで読んでください^^

福州は人が優しい!そして明るい人が多いです。
福州には日本的な気遣いの文化があると思います。
また相手の気持ちをよく考える人が多いです。下の写真は学校の活動時の写真です。



そして、福州はご飯が美味しい!味付けはちょっと甘いですが、
中国の南方は主食は米ですし、私はまったく問題無くこちらの食生活に馴染めました。

下の写真は福州の名物、荔枝肉と魚丸です。
荔枝肉は甘い味付けの肉と芋だけのシンプルな酢豚です。


魚丸は魚の擂り身の中に肉が詰まっている料理です。うまいです!


歴史的に沖縄と縁が深いですから、ゴーヤチャンプルもあります。
スーパーに行けばドリアンやマンゴーなど、南方の果物が売っています。
ドリアンの匂いも慣れれば大丈夫です(笑)。

福州の街並は大き過ぎず小さ過ぎずという感じです。
ですが、都市部の人口は200万人と都会です。町中に大小さまざまな公園があります。
時々キリスト教の教会も見かけます。



春節(中国の旧正月)のときは街が中国らしい電飾や提灯などで綺麗に飾られていました。
 

「三坊七巷」は古い街並を再現した福州の有名な観光地です。
名産品のお店や、博物館や美術館などもあります。
下の写真はスターバックスと三坊七巷の街並です。



また、福州は弘法大使こと空海が入唐した地でもあります。
「開元寺」に行けば、弘法大使の像を見ることができます。

他には頂上にお寺がある「鼓山」や、桜も見られる「森林公園」などが有名です。
国際的なリゾート地である廈門も新幹線で2時間と近いです。
もう少し足を延ばせば、世界遺産の「福建土楼」にも行くことができます。


最後に、
中国での生活は確かに日本に比べたら不便です。空気も綺麗ではありませんし、電気や水が止まることもあります。

中国で生活していると時々、「おじいちゃんの家」にいるような気持ちになるときがあります。田舎を旅行したときなどは特にそう感じます。不便なことはあっても人は素朴で暖かく、どこか懐かしく、そしてどことなく安心感があります。

考えてみれば当然ですが、日本文化は漢字を始めとして、中国から多大な影響を受けて来ました。実際中国に住んでみるとそのことが良くわかります。私は日本にとって中国は先輩のようなものと思っています。日本は先輩から教わったことを生かして、発展してきました。

しかし教わってばかりではいけません。中国と日本がお互いに発展していくために、もっと協力していかなければいけないと思っています。日本語教師という仕事はその為の助けになる仕事だと思います。

でも色々考えなくても、単純に中国での生活は楽しいです。潔癖性気味の自分が中国で生活できるか最初は不安でしたが、慣れればたいしたことはありませんでした。むしろ体力的にも精神的にも日本にいたときより強くなったような気がします。

海外に行くことに対して迷っている人がいるとしたら、迷ったままで良いからとにかく行った方がいいと思います。ダメだったらすぐ帰ればいいだけの話ですから。でもダメになることはほとんど無いと思います。

何が言いたいのかよくわからなくなりましたが、一番言いたいことは、少しでも中国や日本語教師の仕事に興味があるなら、とにかく来て働いてみてください、ということです。後悔はしないと思います!