今週は『ヲタ活お休み週間』(笑)
と言う事で、久し振りにヲタ活以外でお出掛け。
ヲタ活では基本的に遠征はしませんが、こちらは学生時代からちょくちょく遠征していました。
アイドルちゃんは東京でも見れるけど、こちらは現地に行かないと見れないので(笑)
早朝から電車に揺られて考古学の旅で奈良へ!
今回の目的はこちら…
昨年発掘された「桜井茶臼山古墳」の速報展が開催されていると言う事で橿原考古学研究所附属博物館へ。
昨年行なわれた現地説明会には行けなかったので、今回行ってきました。
因みに現地説明会の時は天王洲銀河劇場で「乱童」を観ていました(笑)
軽く「桜井茶臼山古墳」の説明。
世間では『卑弥呼の墓』ではと言われている古墳時代前期前半(4世紀初頭)の前方後円墳で、全長約207mの柄鏡形を呈する前方後円墳の典型とされている古墳です。
前方後円墳は前方部の形によってある程度の年代が判別できて、古いものは柄鏡型でスラッとしていますが、時代を追うごとに前方部が張り出していくようになります。
細かい年代は出土品によって判定しますが、大まかには形で判断できます。
何故『卑弥呼の墓』と言われているかというと、立地と年代もさることながら、副葬品の銅鏡に特徴があるからです。
この古墳で大量に出土した「三角縁神獣鏡」という鏡。
銅鏡は中国で製造されて入ってきたもので、日本で出土する銅鏡は中国でも出土しているものばかりなのですが、この「三角縁神獣鏡」は日本でしか発見されていません。
細かい説明は省きますが、中国の年号が入っている物も見つかっており、中国で作られたものであることは明らかなのに、日本でしか出土していない鏡です。
これは「魏志倭人伝」に書かれている、『卑弥呼の遣いが中国から持ち帰った銅鏡』ではないかと言われています。
まあ、大雑把な説明はこれくらいにしておきます。
そんなこんなで、速報展を見に行って来たわけです。
展示を見て、折角だからこのまま古墳も見に行ってしまえ!
と言う事で、そのまま電車を乗り継ぎ現地へ。
学生時代にも見に行っていましたが、改めて来てみると感慨深いものが…
学生時代に各地を飛び回っていたのを思い出しました。
現在は全く関係ない仕事をして、全く関係ない趣味に嵌っているわけですが、たまには考古学関連のものについて考えたり触れたりするのも良いなと思いました。
追伸
・前のブログで惜しかった主任さんには、ニアピン賞として御希望の品を買ってきました!
・ハトあげさんからの指令は残念ながら達成できませんでした(汗)