ピアノの鍵盤って下げるのに何gぐらいの重さが必要か?
知っていますか
ピアノを演奏する方
のレッスンからスタート
栃木県高根沢町にできた
新しいレッスンスタジオ
408baseさんでアレクサンダーテクニークの
レッスン会でした。
ピアノの鍵盤って下げるのに必要なのは…
だいたい50gぐらいと言われていて
たまごSサイズ1個の重さです。
思っていたより軽いでしょう?
では、私たちの腕の重さは何k g?
すでに私たちの腕には
音を鳴らすのに十分な重さが
あるんです
大きな音が出ないと思っている時
大抵の人は重さが必要だと思っています。
実際は上腕二頭筋で腕を持ち上げ
腕が鍵盤方向へ下ろせば
楽に音が鳴らせます。
だって3〜4k gって重いでしょ〜
さらに大きな音が出したい時は
打鍵のスピードを速くすれば
いいのです。
この時に使っている筋肉は
上腕骨の後ろ側の上腕三頭筋!
あまり意識せずに
ピアノを演奏している人が多いのですが
このように体の仕組みを理解して演奏すると
巷でいう脱力ということになります。
(脱力は結果です、脱力を目指すと変な方向になっていきます)
脱力というと
力を抜くことばかりに
意識がいってしまいますが
実際は使う筋肉の場所と
タイミングが違っていることが
ほとんどです。
ピアノや打楽器は
体の動きが直接「音」になるので
レッスンしていて面白いです。